世界の大麻合法化状況

大麻は世界中の様々な国で、太古の昔から20世紀初頭まで、人類の歴史のほとんどの期間で、合法的に使用されていましたが、突如として世界のほとんどで違法となりました。

その流れが、確実に現在変わりつつあり、多くの国や地域が医療用大麻の使用や販売を合法化しています。また、いくつかの国や地域では、娯楽用の嗜好用大麻を合法や非犯罪化にしています。

これにより、グリーンラッシュで利益を得るために大麻産業に多くの投資家、経営者が参入してきました。また、住む場所を変える熱心な愛好家もいるほどです。

現在、大麻はどこでどのカテゴリーで合法や非犯罪化なのでしょうか?

以下に現在の状況をまとめております。

※国や地域の欄に最終更新日の記載がない場合、2021年6月8日が最終更新日です。

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

違法

少なくとも1万2000年前から大麻と共に生活し、日本の心とも言える存在であった、「麻」

※約1万2000年前の大麻の痕跡が福井県三方町の鳥浜遺跡から出土

第二次世界大戦の後、GHQから1946年に大麻を取り締まるようにと強い圧力をかけられ、1948年に大麻取締法を制定。

世界の様々な国や地域が医療用や嗜好用の大麻解禁を行っている中、2021年5月に厚生労働省から大麻草を原料にした医薬品を日本国内で近く解禁する意向であるという発表がありました。

 

大麻の茎と種は使用可能

大麻取締法第一条に、成熟した茎と種子は取り締まらない旨の規定があります。

第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

(引用 大麻取締法

昨今話題のCBDオイルなど大麻製品を日本で自由に販売ができるのは、この一文があるためで、茎と種のみという制限がある中で販売をしています。

茎と種由来の場合でもTHCは禁止

茎と種からの大麻であれば全て使える訳ではありません。
 
麻薬及び向精神薬取締法によってTHCは禁じられています。
 
THCは通常デルタ9THCのことを指しますが、日本ではデルタ8やデルタ10を始め様々なTHCを禁じています。
日本でのTHCの取り締まり一覧(画像をクリックで拡大)

日本での大麻の栽培

大麻の栽培は、大麻取締法第二章に免許の規定があり免許保持者であれば栽培ができるとされています。
 
しかし、現実的にはほぼ新規の免許発行を行なっておらず、更新のタイミングで年々免許保持者は減っている状況です。
 
大麻農家は現在約30軒ほど。主に神事への利用を目的としています。
 
 

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

合法

韓国の医療用大麻の法律

2018年11月23日、韓国は東アジアの国としては初めて、医療用大麻を合法化しました。

しかし、厳重な規制の下、一部の大麻由来の医療製品を認めたのみであり、乾燥大麻の花などが手に入る状況ではありません。

 

疾患条件と大麻医薬品

疾患条件

レノックス・ガストー症候群とドラヴェット症候群の2種類のてんかん
HIV/AIDSやがん関連の治療による体重減少や吐き気
多発性硬化症

認可された大麻医薬品

「エピディオレックス(Epidiolex)」「マリノール(Marinol)」「サティベックス(Sativex)」のみ。

大麻由来の医薬品を望む患者は、医師の処方箋、医療記録、対象となる症状を添えて申請が必要です。承認は、ケースバイケースでされます。

その後、韓国希少医薬品センター(KOEDC:Korea Orphan & Essential Drug Center)を通じてオンラインで注文します。

薬は、ソウルにある韓国希少医薬品センターのオフィスで受け取る必要があります。

 

韓国の嗜好用大麻の法律

厳しく禁じられており、違反した場合、最高5年の懲役と最高5,000万ウォンの罰金が科せられます。

韓国政府は、世界のどこにいても自国の刑法の対象となることを国民に繰り返し警告し、海外での大麻の使用を控えるように忠告し、違反者は逮捕するとしています。

 

※最終更新日2021年7月26日

21世紀の米国では、大麻合法化は大きなテーマであり、重要な社会的動向となっています。

米国では、嗜好用・医療用を問わず、大麻は連邦レベルでは1937年に初めて違法となって以来、現在も違法です。マリファナは規制物質に分類されており、乱用の可能性が高いとされ、医療目的での使用も認められていません。

しかし、多くの州が州法を改正し、医療や嗜好用の大麻を合法化しています。2013年、アメリカ合衆国司法省は、未成年者への販売、州をまたいだ販売、カルテルやギャングによる違法行為、大麻に関連する事故を抑制する規制を州が制定する限り、州レベルの合法化に対して異を唱えて訴訟を起こすことはないと発表しました。

大麻の合法化とは、大麻の生産、流通、所持、使用などの行為に対する刑事罰を撤廃することであり、これらの罰則を大麻の商業活動に対する規制に置き換えることも含みます。

合法化に関する州別ガイド
以下では、米国の合法化状況が一目で分かるようになっています。州名をクリックすると、その州の詳細情報が表示されます。

※最終更新日2021年6月20日

州や地域

合法区分

アーカンソー州(Arkansas

医療

アイオワ州(Iowa

医療

アイダホ州(Idaho

違法

アラスカ州(Alaska

医療&嗜好

アラバマ州(Alabama

医療

アリゾナ州(Arizona

医療&嗜好

イリノイ州(Illinois

医療&嗜好

インディアナ州(Indiana

違法

ウィスコンシン州(Wisconsin

違法

ウェストバージニア州(West Virginia

医療

オクラホマ州(Oklahoma

医療

オハイオ州(Ohio

医療(一部地域で嗜好非犯罪化)

オレゴン州(Oregon

医療&嗜好

カリフォルニア州(California

医療&嗜好

カンザス州(Kansas

違法

グアム(Guam

医療&嗜好

ケンタッキー州(Kentucky

違法

コネチカット州(Connecticut

医療&嗜好

コロラド州(Colorado

医療&嗜好

サウスカロライナ州(South Carolina

違法

サウスダコタ州(South Dakota

医療&嗜好

ジョージア州(Georgia

違法

テキサス州(Texas

違法

テネシー州(Tennessee

違法

デラウェア州(Delaware

医療(嗜好1オンスまでを非犯罪化)

ニュージャージー州(New Jersey

医療&嗜好

ニューハンプシャー州(New Hampshire

医療(嗜好3/4オンスまでを非犯罪化)

ニューメキシコ州(New Mexico

医療&嗜好

ニューヨーク州(New York

医療&嗜好

ネバダ州(Nevada

医療&嗜好

ネブラスカ州(Nebraska

違法

ノースカロライナ州(North Carolina

違法

ノースダコタ州(North Dakota

医療(0.5オンスまでを非犯罪化)

バージニア州(Virginia

医療&嗜好

バーモント州(Vermont

医療&嗜好

ハワイ州(Hawaii

医療(嗜好非犯罪化)

フロリダ州(Florida

医療

ペンシルバニア州(Pennsylvania

医療

マサチューセッツ州(Massachusetts

医療&嗜好

ミシガン州(Michigan

医療&嗜好

ミシシッピ州(Mississippi

違法

ミズーリ州(Missouri

医療

ミネソタ州(Minnesota

医療(嗜好42.5gまでを非犯罪化)

メイン州(Maine

医療&嗜好

メリーランド州(Maryland

医療(嗜好10gまでを非犯罪化)

モンタナ州(Montana

医療&嗜好

ユタ州(Utah

医療

ルイジアナ州(Louisiana

医療

ロードアイランド州(Rhode Island

医療(嗜好1オンスまでを非犯罪化)

ワイオミング州(Wyoming

違法

ワシントン州(Washington

医療&嗜好

ワシントンD.C.District of Columbia

医療&嗜好

アメリカ領ヴァージン諸島(Virgin Islands of the US

医療(嗜好1オンスまでを非犯罪化)

プエルトリコ自治連邦区(Puerto Rico

医療

嗜好用大麻

実質の非犯罪化

医療用大麻

合法

アルゼンチンの嗜好用大麻の法律

アルゼンチンでは娯楽目的の嗜好用大麻の栽培、販売、所持を違法としています。

しかし、2009年にアルゼンチンの最高裁判所は、少量のマリファナを所持していたところを逮捕された5人の判決(アリオラ判決と呼ばれている)で「公序良俗に反したり、第三者を傷つけたりすることのない人間の私的行為は、神によって許され、裁判官の権限から除外される。個人的な薬物使用を罰することは、国の憲法第19条に反するとして「大麻取締法は違憲」である」と判断しました。

2009年の最高裁での判決後、法律が改正されることはありませんでした。そのため、法律では違法としながらも実際の運用は非犯罪化という状態です。

判決では、具体的にどの程度の量が個人使用目的の少量とみなされるかについては述べられていません。 

 

アルゼンチンの医療用大麻の法律

2017年 医療用大麻合法化

2020年 ライセンス保持者に限り医療用大麻の自宅での栽培を合法化

 

 

※最終更新日2021年8月10日

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

合法

分かりづらい複雑な法律の表記の解釈の難しさ、国内での実際の取り締まりの地域差など、イギリスの大麻の合法性は非常に難解です。

合理的な単純明快な法整備が必要だと感じます。

イギリスの嗜好用大麻の法律

大麻はイギリス全土で、あらゆる年齢層、あらゆる経済的背景を持つ人々に広く使用されています。

 2017年には、16歳から59歳の7.2%が直近1年間に大麻を使用したと告白。[1]

欧州麻薬報告書2017では、15歳から64歳までの人々の29.4%が少なくとも一度は大麻を使用したことがあると告白。[2]

しかし、イギリスの嗜好用大麻は違法で麻薬乱用防止法のクラスBに分類。2004年に罰則の軽いクラスCになりましたが、2009年に再度クラスBに戻されました。

クラスBの薬物の輸入、生産、売買の場合は、14年以下の懲役と無制限の罰金が科されます。所持の場合は5年以下の懲役と無制限の罰金となっています。

英国内務省のライセンスに基づいて特別に許可された場合にのみ1971年麻薬乱用防止法の下で合法的に行えると明記はされていますが、内務省は嗜好目的の使用を許可するライセンスを発行しない方針です。

例外
2015年イングランド北東部ダラム (Durham)警察は、個人消費のために大麻栽培をしている人を今後は取り締まりのターゲットにしないと発表。

ミッドランド東部(East Midlands)のダービーシャー (Derbyshire)、イングランド南西部のドーセット(Dorset)、イングランド南東部のサリー(Surrey)の各警察も同様の発表をしました。この動きは、大幅な予算削減によるもので緊急性の高い事件を優先するための措置です。また、イングランド南西端のコーンウォール(Cornwall)やその隣のデボン(Devon)では大麻事案の起訴率が15%と低いです。

2018年にInstitute of Economic Affairs(IEA)は、イギリスの大麻市場規模と合法化の潜在的な影響を調べたレポートを発表。この報告書によると現在の非合法市場は25億ポンド(約3700億円)以上となっています。[3]

大麻は依然として法律上クラスBの薬物ですが、個人使用(1オンス(28g)程度)であれば以前ほど厳しく取り締まりを行っていないようです。

近年では、個人使用目的の所持については再犯者でない限りいきなり法に則って起訴をする形を取られないことが多く、個人使用目的の大麻の所持は警察が罰則通知(PND:Penalty Notice for Disorder)を発行し警察データベースに記録し罰金を支払います。3回目の所持が発覚した場合は起訴される可能性が高く、スリーストライク制度とも言われています。

イギリスの医療用大麻の法律

2018年 合法化

大麻を使用することで症状が改善した2人の子どものてんかん患者が大きく世間の注目を高めた後、2018年11月1日に医療用大麻が合法化されました。

Billy Caldwell(12歳)とAlfie Dingley(6歳)の2人はいずれも大麻を使用し始めてから症状が大幅に改善。しかし、イギリスの法律では医療目的であっても大麻使用が認められず薬が当局に没収された後、生命を脅かす発作で入院した際に世論の反発が起こりました。

2019年12月にSapphire medical社が最初の民間大麻薬局を開設。それ以降、多くの大麻薬局が開設されています。

法律ではGPが大麻由来の医薬品を処方することはできないと規定されており、NHSの方針では患者が資格のある症状であることに加え、他の治療法が尽くされた場合にのみ処方されるべきであるとしています。

GPとNHSとは?

GP(General Practitioner)は、日本語で言うところの「かかりつけ医」のこと。

NHS (National Health Service)という1948年から実施されている医療費原則無料の国営医療保険制度がイギリスにはあります。(当初は旅行者も無料で受けられましたが現在はイギリスに1年以上滞在予定の人が対象となっています。)

この制度ではGPの登録が義務付けられています。そのため、1年以上滞在する場合はGPの登録をあらかじめ行い、病気になるとまずどのような症状でもGP登録をした医師の診療を受けます。専門医な治療が必要な場合はGPからの紹介で治療を受けることになり、GPを通さず専門医の診療を受ける場合はプライベート診療となり全額負担となります。

処方される大麻医薬品

サティベックス(Sativex)

承認された大麻由来の医薬品。多発性硬化症による痙攣や、化学療法による吐き気・嘔吐の治療に処方。

ナビロン(Nabilone)

承認されたカンナビノイド医薬品ですが合成THCであり植物由来ではありません。細胞毒性化学療法による吐き気や嘔吐の治療に処方。

2020年末のEU離脱に伴い、イギリスで発行された処方箋がEU加盟国で使用できなくなり大麻由来医薬品の輸入は困難になりました。

イギリスの産業用大麻の法律

THC含有量0.2%以下をヘンプと定義。

ヘンプは、内務省が発行するライセンスに基づいて栽培・加工することができます。

ライセンスの有効期間は3年間でライセンスは該当年の12月31日に失効します。ライセンス申請書には、最終的な用途を記載する必要があります。

使用できるのは種のみで花や葉、茎などは廃棄しなければいけません。

CBDオイルは医薬品ではなく、1容器あたり1mg以上含まれていない限りライセンスや処方箋なしで販売することができます。

 

しかし、ヘンプの花を原料とした製品が多くの企業からオンラインでも店舗でも販売されています。これは、政府があまり強く取り締まっていないことと輸入品を使用しているためです。

これらのCBD製品は人気が高まっているにも関わらず海外からの輸入に頼っていることから、現在国内で花などの部位を廃棄処分されている農業関係者が反発しています。

イギリスの大麻の歴史

歴史を大きく動かし数々の国を植民地とした英国海軍の成功には麻縄が欠かせなかったことから、1533年にヘンリー8世は土地所有者に大麻の割当栽培を義務付けました。その後エリザベス1世は割当量とそれを達成できなかった場合の罰則を増やしました。より多くの繊維を求めることが新しい土地を植民地化すると言われ、イギリスの経済において大麻は非常に重要な役割を果たすようになりました。大麻は丈夫で栽培しやすいことからイギリスの新植民地で栽培するのにも理想的な作物でした。

 

東インド会社の医務官としてインドのベンガルにいた際に大麻を研究していた医師ウィリアム・ブルック・オショーネシーが1842年にイギリスに帰国する際に大量の大麻を持参し紹介したことで大麻は西洋医学界で注目されるようになりました。

イギリスが新たに大英帝国に加えた地域では、すでに精神作用のある大麻の使用が広まっていました。ジャマイカへは1850年から1860年代にかけてイギリスが統治していた時代にインドから輸入された大麻が導入されました。ジャマイカの大麻文化で使われている用語の多くは、ガンジャを始めインドの用語に基づいています。

イギリスの植民地では、イギリスよりも早く大麻の禁止が始まりました。イギリス領インドでは、1838年、1871年、1877年に大麻の違法化が試みられました。1840年にモーリシャス、1870年にシンガポール、1913年にジャマイカ、1914年にイギリス領東アフリカ、1920年にはシエラレオネで大麻が禁止されました。

イギリスでは、1928年に初めて麻薬としての大麻を禁止にしました。

※最終更新日2021年8月21日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

イタリアの嗜好用大麻の法律

2014年、イタリア最高裁判所はそれまでハードドラッグ、ソフトドラッグの区別なく同様に罰せられていたところ、大麻を区別する判決を出しました。

最高裁での判決以降は、イタリアでの大麻使用の罰則は大幅に軽減。

欧州薬物・薬物依存監視センター(EMCDDA: the European Monitoring Centre for Drugs and Drug Addiction)によると、個人使用目的の所持は、一般的に運転免許証やパスポートの停止などの行政処分が科され、前科が付くことにはなりません。初犯の場合は警告のみで、カウンセリングなどの治療プログラムが提供される場合もあります。

個人使用目的と商業目的と判断される境界線は、発見された大麻の量、包装道具などの資材などで判断し、ケースバイケースで決定されます。

 

法律の穴を利用した観賞用大麻、カンナビスライト

イタリアでは、政府の大麻に関する法規制の抜け穴を利用して「観賞用大麻の販売」がされています。

EUではTHC含有量0.2%以下の大麻を産業用として認めており、イタリアではEU認証済みの種を使用するための認可は必要ありません。また、2016年のイタリアでの法改正によってTHC含有量0.2%を超えても0.6%以下の場合は栽培者には責任はないこととなりました。

大麻の花の販売を規制していないこともあり、THC含有量0.6%以下の大麻が「カンナビス・ライト(Cannabis Light)」として無秩序に市場に出回り販売業者は爆発的に増えています。

法律に基づいて、大麻の花をくだいたり、吸ったり、食べたりしてはいけないので、パッケージには注意書きを添えて販売されています。

 

イタリアの医療用大麻の法律

2013年 医療用大麻合法化

保健省の認可を得ることを条件に業者の栽培、販売、輸入が認められていますが、患者による栽培は認められていません。

医療用大麻を使用するには、まず始めに他の治療法を行うことを政府は求めています。その治療法でも回復が見込めない場合に医師による処方によって使用できます。使用できる薬は以下の3分類です。

①イタリアで既に認可されている大麻医薬品

②イタリアでは認可されていないが、外国で正式に認可されている大麻医薬品

認可されていない医薬品をイタリアに輸入するために保健省と管轄の税関に医師を通して要請書を送付する必要があります。申請書には、有効な代替治療法がないため無認可の医薬品に頼るという文言など、輸入を正当化する特別な理由が含まれる必要があります。

③専門薬局で特別調合するカスタム処方薬に大麻を使用する

使用する大麻は合法的に輸入された大麻、またはフィレンツェのイタリア化学薬品軍事施設(Stabilimento Chimico Farmaceutico Militare)で医療用に生産された大麻を使用できます。厚生省がこの大麻の費用を標準化するために、価格の上限を1グラムあたり8.50ユーロから9.00ユーロの間に設定。しかし、この価格は薬局の利益率が限られているため、大麻の需要に対して供給不足をもたらしています。

イタリアの医療用大麻の患者の疾患条件

拒食症
慢性的な痛み
緑内障
多発性硬化症
吐き気
脊髄損傷
トゥレット症候群

 

イタリアの産業用大麻ヘンプの法律

1940年代までイタリアはソ連に次ぐ世界第2位の産業用大麻の生産国でした。(中国は世界一と言われていますが統計データなし)

しかし、1950年代から世界的な大麻撲滅運動によってイタリアの麻畑はほぼ全滅しました。

現在では、EU認証済みの種を使用しTHC0.2%以下とすることを条件に産業用大麻を利用できます。

2016年、海外から小麦を輸入する大企業との競争でダメージを受けた小麦栽培農家の代替手段を提供するために、産業用大麻栽培の認可制度を撤廃し自由に栽培が可能になりました。

イタリアではTHC含有量が0.2%を超えた場合でも0.6%以下の場合は栽培者には責任がないと定めていますが、THC含有量が0.6%を超えた場合には大麻押収や栽培施設の破壊という罰則が取られます。また、産業用大麻に定義されていない大麻を栽培した場合には6年から20年の懲役刑と2.6万ユーロから26万ユーロの罰金が科される可能性があります。

食品に使用する場合には、ヘンプの種子のみ使用が認められており花や葉などは認められていません。

 

イタリアのCBDの法律

イタリアでは、医薬品のリストにも食品やサプリメントに使用できる成分リストにもCBDは入っていません。

CBD食品を販売するには、新規の食品とみなされるためEU規則2015/2283に基づいて欧州委員会による認可が必要となります。

また、EUの規則ではEU化粧品規則1223/2009の中で化粧品へ大麻及び大麻抽出物の使用を禁止しています。しかし、欧州委員会は化粧品成分データベースにCBDに関する2つの項目を追加し「大麻抽出物、チンキ、樹脂に由来するCBD」と「合成されたCBD」を区別。これにより、大麻植物由来の天然CBDは禁止されていますが科学的に合成された合成CBDの使用は認められています。

 

※最終更新日2021年8月16日

嗜好用大麻

合法

医療用大麻

合法

ウルグアイは、世界で初めて国レベルで嗜好用大麻を含めて大麻合法化を果たした国です。

2013年12月にホセ・ムヒカ大統領が大麻合法化法案に署名しました。

人口約350万人のウルグアイは、自由市場と平等主義という社会的平等に対する信念で知られる静かな国であり、一人当たりの所得が高く、不平等のレベルが低く、極度の貧困がほぼ完全にない国です。

ウルグアイの大麻規制担当

公衆衛生省・大麻規制管理研究所(IRCCA:Instituto de Regulación y Control del Cannabis)

 

医療用大麻の患者の疾患条件

ウルグアイでは、疾患の条件を病名や症状で細かく設定しておらず、様々な疾患に対応しています。

 

ウルグアイでの医療用大麻とは?

乾燥大麻の花を医療用大麻として利用しています。

抽出物、製剤などを医療用として利用する場合は「コンパッショネート・ユース」の規定に基づいて公衆衛生省から免除を受ける必要があります。

コンパッショネート・ユースとは?
代替療法が無く、生命に関わる疾患や身体障害を引き起こす疾患を持つ患者の救済を目的として、未承認薬の使用を認める制度。 Compassionate Use(直訳:思いやりのある使用)

 

大麻の入手方法

医療目的以外の大麻使用者は登録の必要があります。

合法的な選択肢としては、「自宅での栽培、大麻栽培者クラブに所属、販売店での購入」があります。

大麻は18歳以上のウルグアイ国民および永住権保持者に限られ、観光客に大麻を販売することはできません。

大麻を販売できるのは、政府が運営する薬局に限られます。

個人が購入できるのは、1週間に10gまで、1カ月に40gまでとなっています。

いかなる形態の大麻の広告や宣伝も禁止されています。

 

大麻の栽培

1人につき6株までの大麻プラントを自宅で栽培することが可能。年間480g以上の大麻を栽培することは許されていません。

大麻栽培者クラブは最大45人までの会員に対し最大年間99株の栽培が認められており、会員一人当たりの年間割当量の分のみ栽培することが可能。

商業的な栽培で認められているのはTHCの上限が9%の2種類のみです。

商業目的の生産者は、大麻を生産・販売するために州からのライセンスの取得が必要です。

承認された生産者の乾燥大麻の花の年間生産量は2,000キログラムで、乾燥大麻の花以外の製品は認められません。各生産者には、政府所有の約3ヘクタールの土地が割り当てられ、植物は屋内で栽培しなければいけません。

 

※最終更新日2021年7月25日

嗜好用大麻

オーストラリア首都特別地域のみ

個人使用の少量所持と栽培を合法化

医療用大麻

合法

オーストラリアは、世界で最も高い大麻普及率を誇る国の一つ。2019年の調査では、14歳以上のオーストラリア人の36%が大麻を使用したことがあり、11.6%が直近の1年間に大麻を使用したことがあると答えました。

連邦レベルでは嗜好用大麻は違法ですが、オーストラリア首都特別地域では嗜好用大麻を合法化しており、その他の地域でも少量所持に関して非犯罪化している地域が多くあります。

2016年 連邦レベルで医療用大麻の合法化

2017年 低THCのヘンプ食品を合法化

2020年 首都キャンベラを含むオーストラリア首都特別地域は、個人使用の少量の大麻所持と栽培を合法化(販売は引き続き禁止のままです。)

所持

18歳以上の者は、乾燥大麻50グラムまで、生大麻150グラムまでの所持が可能

栽培

1人につき2株、1世帯につき4株までの大麻プラントの栽培が可能

 

2021年 CBDの店頭販売を認可(THC1%未満のTGA(医療管理局)が認可した製品のみ)

※最終更新日2021年6月8日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

オランダの薬物政策

オランダでは法的にはドラッグを違法とはしているもののハームリダクションの考えから、薬物使用は自分を傷つけることであり自分を傷つけることを違法とし犯罪として取り締まることを実際は行なっていません。

ソフトドラッグとハードドラッグ(大麻やマジックマッシュルームなど)を政策上区別しており、ソフトドラッグは政府が許容しており「コーヒーショップ」と呼ばれる販売店が数多く存在しています。

オランダでは「コーヒーショップ」と「カフェ」には違う意味があり、「コーヒーショップ」は大麻の販売店を指します。

オランダの嗜好用大麻の法律

個人使用のための1人あたり5株の大麻栽培、5グラムまでの所持を認めている。

法律の規定においては、それ以上の栽培や販売などは違法ですが「コーヒーショップ」という販売店が数多く存在しています。コーヒーショップを運営するためには栽培もしくは仕入れをしなければいけませんが、コーヒーショップを取り締まることをしていません。コーヒーショップは法的には販売を許されておらず販売に伴う売上の申告や領収書発行などが出来ないためコーヒーショップのための特別な控除なども用意されています。

以下の「AHOJ-G基準」と呼ばれる規則に従っている限りは取り締まりは行われません。

・A(geen affichering) – 宣伝を行わない

・H(geen harddrugs) – ハードドラッグを販売しない

・O(geen overlast) – 公衆に迷惑をかけない(騒ぎやたむろなどの迷惑行為を起こさない)

・J(geen verkoop aan jeugdigen) – 未成年(18歳未満)への販売を行わない

・G(geen verkoop van grote hoeveelheden) – 個人使用上限(5g)を超える販売を行わない

これは、大麻などのソフトドラッグを禁止にして抑えつけた場合にソフトドラッグがハードドラッグと同じ闇の市場で売られることとなり、ソフトドラッグ使用者がハードドラッグ使用に移る機会を増やし、薬物による害を増やすことになるという考えがあるからである。現実に即した政策とオランダ政府は主張しています。

法の不執行は事実上の解禁とよく言われますが、薬物に関する法律は国際条約などの関係で残されたままとなっています。

 

オランダの医療用大麻の法律

2003年 合法化

オランダでは2003年に医療用大麻を合法化していますが、限定的なシステムとなっています。

医療用大麻は厳しく規制されておりオランダ医療用大麻局(BMC)が管理しています。医療用大麻の栽培、輸入、販売は免許制となっており認可を得る必要がありますが、栽培免許はBedrocan社、1社が医療用大麻の栽培を許可されたのみです。また、Bedrocan社は栽培許可は保持しているものの販売許可は得ておらず、特別なスキームを行い、販売許可なしで医療用途に利用しています。

 

オランダの産業用大麻の法律

オランダでは、産業用大麻の栽培、輸入、販売が法的に認められています。大麻の品種は品種データベースに登録されていなければならず、THC濃度は0.2%以下が求められます。

 

※最終更新日2021年8月3日

嗜好用大麻

合法

医療用大麻

合法

2001年 医療用大麻合法化

医療用大麻の使用者として登録カードを持っている患者は、自分の医療用に大麻を栽培したり、認可された生産者から医療目的で購入可能。

 

2018年 嗜好用大麻合法化

18歳以上は、州や準州の規制に従い、以下のことが法的に可能。

・公共の場で、乾燥大麻30グラムまでの合法的な大麻を所持することが可能。
・30グラムまでの合法的な大麻を他の人と共有することが可能。
・州の認可を受けた小売業者から購入することが可能。
・認可制度の枠組みがない州および準州では、連邦政府が認可した生産者からオンラインで大麻購入することが可能。
・認可を受けた種や苗を使って、個人使用のために1住居につき4株までの大麻を栽培することが可能。
・濃縮製品を作るために溶剤を使用しない限り、食品や飲料などの大麻製品を自宅で作ることが可能。

 

※乾燥大麻1グラムは他の形状の場合以下の計算式となる。

5グラムの生の大麻
15グラムの食用製品
70グラムの液体製品
0.25グラムの濃縮物(固体または液体)
大麻の種1個

例えば、30g × 5 = 150gの生の大麻を合法的に所持できることになります。

 

[英文でより詳しく知る]

カナダ司法省(Department of Justice Canada – Cannabis Legalization and Regulation

 

※最終更新日2021年6月12日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

コロンビアの嗜好用大麻の法律

1994年 コロンビア憲法裁判所が個人使用目的の量の大麻及びその他の薬物の所持を罪としない判決を下す。

2012年 コロンビア政府は、20グラムまでの大麻の所持を正式に非犯罪化。

2015年 コロンビア最高裁判所は、20株までの大麻の栽培を許可する判決を下す。

販売や輸入、輸出は刑事罰で罰せられます。

コロンビアの医療用大麻の法律

2015年 合法化

認可には様々な機関が関わっており、栽培は法務省、加工は保健省が認可を出します。

医療食料品監督庁(INVIMA:Instituto Nacional de Vigilancia de Medicamentos y Alimentos)が完成した製品の承認手続きを行います。

コロンビア農牧院(ICA:Instituto Colombiano Agropecuario)は、植物検疫及び食品安全に関することを確認します。

これらの医療大麻の規制では、患者はそのままの大麻の入手はできず、大麻由来の医薬品のみに限られています。大麻由来の医薬品は「magistral formulas」(大量生産ではなく、特定の患者のために開発された医薬品)の法的枠組みが認められ生産されています。

そのままの大麻の使用を希望する場合は、個人使用目的の栽培が20株まで認められています。(加工や販売は認められていません。)

 

※最終更新日2021年10月6日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

ジャマイカから遠く離れた日本から見ても、ジャマイカはボブ・マーリーやレゲエのイメージと共に大麻のイメージがある方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

ジャマイカとガンジャ(大麻)は、ラスタファリやレゲエミュージックなど文化的に強く結びついており、大麻はジャマイカのシンボルとも言えるほどの存在です。しかし、それほどの存在にも関わらず、最近まで法的に認められていませんでした。

 

ジャマイカの嗜好用大麻の法律

2015年に個人使用の大麻を非犯罪化

栽培

1世帯あたり5株までの大麻の栽培が許可されています。

所持

2オンス(約56グラム)までの大麻の所持は軽犯罪であり、前科はつかず最高500ジャマイカドル(または約350円)の罰金となります。

宗教的使用のための大麻の場合は明確に合法化されており、ラスタファリの人々は栽培や所持が無制限に許可されていますが販売は禁じられています。

 

ジャマイカの医療用大麻の法律

2015年に嗜好用大麻法改正と共に合法化

治療目的の場合、大麻の所持が認められています。

「治療目的」という曖昧であり柔軟な表現によって観光客も含め実質誰でも購入ができることからジャマイカは大麻ツーリズムが期待されています。

屋外のマリファナ農園の見学は観光アクティビティとして人気が高まっています。

ジャマイカ初の大麻販売薬局は2018年にオープンし、現在では国中に医療大麻薬局があります。

 

※最終更新日2021年7月31日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

スイスの嗜好用大麻の法律

2012年 非犯罪化

スイスでは、THC含有量1.0%以上含む大麻は違法薬物に分類されており、栽培、所持、使用はすべて禁止されており犯罪行為とみなされます。

しかし、10グラム以下の大麻の所持は、法律によって無視できる量とされ刑事罰はありません。

 

2021年5月、麻薬法を改正し、嗜好用大麻を研究目的で試験的に使用することが可能となり、2022年から大規模な嗜好用大麻試験プログラムが開始となります。

スイスの医療用大麻の法律

2008年 合法化

CBDの含有量に関わらず、THCを1.0%以上含む大麻は、医薬品規制に加えて麻薬としても扱われており、連邦公衆衛生局の認可を受けた場合にのみ、医療用に栽培、輸入、販売することができます。

承認された大麻医薬品を入手する場合は、患者は医師を介して連邦公衆衛生局に申請することができますが、申請手続きは複雑です。

スイスの産業用大麻の法律

THC含有量が1.0%未満の大麻を産業用大麻(ヘンプ)と定め、麻薬には該当しません。

食品:CBDを含む食品は、連邦政府による事前の販売許可が必要です。麻の実、麻の実油、麻の実粉などのCBDを含まない食品は、事前の販売許可なしに販売可能です。

化粧品:天然のCBDを化粧品に使用する場合、大麻の種子または葉に限り、合法です。合成CBDは規制されていません。

 

※最終更新日2021年10月4日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

非犯罪化

スペインの嗜好用大麻の法律

スペインでは、個人使用のための大麻の栽培や使用を非犯罪化しています。具体的な量についての定めはありませんが、販売目的でない個人使用の量とされています。

しかし、販売は違法です。

 

スペインの大麻クラブ

スペインには、Cannabis Social Club(CSC)と呼ばれる大麻クラブが数多く存在しています。

大麻クラブとは、大麻を会員同士で共同栽培し会員同士で分け合う「共同使用」という事にして運営されている実質の大麻販売店です。

グレーゾーンと言われることもありますが利益を得ない限りは取り締まることはないとされており、2015年の法改正では公衆の目に触れない場所であれば大麻栽培、使用が事実上認められたことからスペイン国内に大麻クラブは爆発的に増えることとなり、現在大麻クラブは700店舗を超えています。一般向けのみならず医師が常駐する医療患者向けなど様々な種類の大麻クラブが存在しています。クラブの約款にもよりますが一般的には現会員の紹介が必要でスペイン在住者である身分証の提示が求められます。

 

スペインの医療用大麻の法律

研究、医療、科学を目的とした大麻の栽培は、スペイン医薬品・医療機器庁(AEMPS)の認可がない限り違法としています。

現在までにスペイン医薬品・医療機器庁は、研究目的で9つの企業に大麻栽培の認可を与えています。

研究目的栽培(5社)、THC含有量0.2%以下の栽培(1社)、教育目的栽培(1社)、医療用目的栽培(2社)

また、他の5つの企業に医療目的の大麻製品製造の認可を与えています。

スペインでは個人の医療目的の大麻栽培や使用も嗜好用と同様となっており、これらは輸出する場合に利用されます。

 

スペインの産業用大麻の法律

スペインでは、産業用大麻(ヘンプ)の栽培が法的に認められています。大麻の品種は品種データベースに登録されていなければならず、THC濃度は0.2%以下が求められます。

しかし、ヘンプからのCBD抽出を行うにはスペイン医薬品・医療機器庁の認可が必要です。

CBDは監査済み製品としてEU食品リストに掲載されておらず、「人間の消費には適していない」という表記をする必要があります。

スペインで大麻、抽出物、カンナビノイドを食品分野で販売する場合は、新規食品に関する欧州議会及び理事会の規則(EU)2015/2283に従って欧州委員会に申請書を提出し欧州食品安全機関(EFSA)によるリスク評価が行われた後、認可、非認可の決定が下されます。

 

※最終更新日2021年8月3日

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

合法

アメリカの麻薬取締局(DEA)がタイ政府に圧力をかけて法律によって禁じられるまで、歴史的に大麻を食材、調味料、薬、繊維として長年使用してきた伝統を持つ「タイ」

東アジアの国としては、最初に医療用大麻を合法化しました。

嗜好用大麻については、違法のままです。

 

タイの嗜好用大麻の法律

タイ国民も外国人も、医療用大麻ライセンスや処方箋なしに大麻を栽培、所持、使用することは認められていません。

 

タイの医療用大麻の法律

2018年 医療用大麻合法化

所持

処方箋があれば、認可された施設で購入が可能

栽培

医療用大麻患者の個人使用の場合、許可された場合、6株まで栽培が可能

 

タイの大麻ビジネス

THC含有量0.2%未満の大麻(根、茎、茎、葉)は、販売したり、食品や化粧品への使用が認められましたが、花や種は医療施設に送る必要があります。

しかし、誰でも自由に大麻栽培できるわけではありません。大麻栽培ができるのはライセンス取得者のみで、ライセンス申請者は、政府機関、医療従事者、薬剤師、大学など、ライセンス取得には制限がかけられています。

また、タイの法律では、全ての外国企業及び、タイで設立された外国企業が、大麻の生産、販売、輸入、輸出、加工を行うことを禁止しています。これは、すでに合法化されている大麻先進国が近代的農業技術、加工技術と資金力によって合法化したばかりのタイの大麻産業を支配してしまうことを防ぎ、タイの利益を守るためです。医療大麻観光事業や、患者を輸送する交通機関(航空会社、船、バス事業者など)も同様に制限されています。タイ国民が3分の2以上会社を所有、役員の3分の2以上がタイ国民である企業についてはこの規制が免除されます。

タイでは、外国人が医療用大麻を所持したり使用したりすることについて、上記の制限以外には何の制限もありません。 観光大臣や政治家は、医療用大麻観光を促進したいと述べています。タイ経済にとって農業分野の利益はとても大きく、農家のために新たな換金作物を合法化し、大麻の主要な輸出国となりたいとも述べています。

最終更新日202168

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

チェコの嗜好用大麻の法律

2010年1月1日から非犯罪化

個人使用目的で乾燥大麻を15グラムまで所持すること、5株までの植物を栽培することは民事犯罪に分類されています。

それでも、大麻は依然として違法であり大量所持、販売などは刑事罰が下されます。

しかし、違法ではありますが少量の販売は、特にプラハなどの都市部では一般的に容認されています。

 

チェコの医療用大麻の法律

2013年4月1日 医療用大麻合法化

栽培

医療用大麻の栽培するには、国立麻薬取締局からライセンスを取得する必要があります。許可証は公開入札で発行され、最長5年間有効です。

チェコ国内で栽培された医療用大麻は、国立麻薬取締局にのみ販売することができます。

輸入

医療用の大麻を輸入するには、保健省からの輸入許可が必要です。

患者が医療用大麻を入手するには医療従事者による処方箋が必要で、処方される病状は特定の病気の場合に限られます。

使用量は、1人当たり1カ月間に乾燥大麻を180gまでと定められています。

チェコの産業用大麻の法律

THC含有量が0.3%以下の大麻(ヘンプ)を販売を含め認めており、CBD製品の販売も認められています。

100㎡を超える土地で産業用大麻を栽培する場合は、届け出が必要です。届け出義務に違反した場合、最高1,000,000CZK(約500万円)の罰金が科せられる可能性があります。

 

※最終更新日2021年10月3日

嗜好用大麻

非犯罪化(合法化予定)

医療用大麻

合法

ドイツの麻薬使用の法律

ドイツの法律では、麻薬の使用は違法ではなく、自傷行為とみなされ罰せられません。

 

ドイツの嗜好用大麻の法律

ドイツの麻薬法では、公共の場での使用、未成年者の前での使用といった「公共の利益」に関わる場合を除き、個人消費を目的とした少量の麻薬を所持していても起訴する必要がないとしています。

 少量の定義は地域によって異なり、ほとんどの州では大麻6グラムまで、ベルリンでは15グラムまでとなっています。

個人消費以外の所持、栽培、輸入、輸出、販売は違法です。

 

※2021年11月ドイツの新政権が嗜好用大麻を合法化し、合法的な販売市場を作ることを発表。

 

ドイツの医療用大麻の法律

ドイツでは医師であれば誰でも大麻を処方することができ、対象となる症状の決まりはなくどんな症状に対しても処方が許されています。

ドイツの医療用大麻製品

・大麻の花

・大麻抽出物

・サティベックス、ドロナビノール、ナビロンなどの大麻医薬品

 

ドイツでのCBDの法律

THC含有量0.2%以下のヘンプおよびCBDオイルは、ドイツでの栽培、加工、販売が合法です。

 

※最終更新日2021年10月16日

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

合法

パナマの嗜好用大麻の法律

違法ではあるもののとても身近な存在です。

 

パナマの医療用大麻の法律

2021年 合法化

2021年10月14日にローレンティノ・コルティゾ(Laurentino Cortizo)大統領が法案に署名を行いました。

この法案は、研究を目的とした医療用大麻およびその派生物を、国内で管理・監視しながら入手・使用できるようにする規制で、パナマ保健省に「大麻とその派生物の研究と医療利用のためのプログラム」を創設し、患者への効果の研究を促進、一般人への大麻教育キャンペーンを推進する権限を与えるものです。

5年間は、国内市場を発展させるための措置として、製造ライセンスを7件までしか認めないこと、大麻製品の輸入は本プログラムの研究のための特定期間に限定しています。

 

※最終更新日2021年10月16日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

ブラジルの嗜好用大麻の法律

2006年 非犯罪化

個人使用目的の量の所持や栽培は非犯罪化されています。

それ以上の量の所持や販売などは違法であり、刑事罰で罰せられます。

ブラジルの医療用大麻の法律

2015年 合法化

製造

大麻由来の医薬品の製造・販売を行うには、ブラジル保健省傘下の国家衛生監督庁(ANVISA)からライセンスを取得する必要があります。

製造業者は、ブラジルで医薬品を製造するために大麻オイルなどを輸入可能ですが、植物の状態の場合は大麻の一部位であっても輸入は認められていません。

販売

大麻医薬品は、医師の処方箋を持つ患者にのみ販売が許されています。

また、ブラジルでのCBDの使用はANVISAによって制限されています。CBDを使用する患者は使用の必要性を記載した医師の処方箋が必要で、他の治療代替品がない重度の病気の患者に処方されます。

CBDはブラジル国内での生産がないため、輸入する必要があります。

輸入

商業的な輸入が認められているのは2017年に認められたサティベックスのみですが、大麻由来の医薬品リストがあり、患者が直接個人輸入することも可能です。

ブラジルの産業用大麻の法律

ブラジルの法律では、産業用大麻とその他の大麻の区別をしていません。

 

※最終更新日2021年10月4日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

違法(一部認可を出し、研究プログラムを実行中)

フランスのナポレオン率いる軍隊が1798年にエジプトに侵攻した際、エジプトはイスラム教国でありアルコールは入手できず代わりにハシシを試し、ハマってしまいました。政府は軍隊に対し1800年にハシシの使用を禁止しましたが、軍隊は無視。 その後、エジプトのカフェではハシシが禁止され、ハシシを販売していたカフェは閉鎖され経営者は投獄されるなどしていました。1800年代にはパリにはハシシクラブがあり、メンバーには著名人が名を連ねていたなど大麻は歴史を作ってきた植物です。

現在では違法ながらも、フランスの薬物の違法市場では大麻は最も人気があります。

 

フランスの嗜好用大麻の法律

フランスでは、嗜好用大麻は禁止されています。

2020年9月フランス政府は大麻の個人使用に関しては、逮捕ではなく200ユーロの罰金の措置を導入しました。

 

フランスの医療用大麻の法律

フランスでは原則禁止されていますが、一部例外的に医療目的の研究を認めています。

フランス医薬品安全庁が認可を出した場合には、薬の効果や副作用、対象となる人々のデータを取得、評価するために、臨床研究をすることができます。

また、THCを含む医薬品は医師による処方箋が必要となりますが、他のすべての医薬品の効果が認められない場合に限ります。大麻由来の医薬品は麻薬とみなされており処方の手続きは厳格なものとなっています。

 

フランスの産業用大麻の法律

制限の範囲内であれば合法です。

・認可された大麻の品種を使用すること。
・種子と茎のみを使用すること。(花などの使用は禁止)
・植物(最終製品ではない)のTHC含有量が0.2%未満であること。

フランスには、CBDに関する特別な規制はありません。CBD製品は、一般的なフランス国内の規制に準拠していれば合法です。

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

ペルーの嗜好用大麻の法律

8グラム以下の所持の場合は、個人使用とみなされ罰則はありません。

栽培、製造、販売は8年から15年の懲役が科されます。

 

ペルーの医療用大麻の法律

2017年 合法化

 

※最終更新日2021年7月30日

嗜好用大麻

違法

医療用大麻

合法

マレーシアの嗜好用大麻の法律

マレーシアの嗜好用大麻の法律は非常に厳しく、販売目的とみなされた場合は死刑となります。

200グラムの大麻を所持し逮捕された場合、販売目的とみなされます。

50グラム以下の所持で逮捕された場合は、10年以下の懲役刑が科せられます。

 

マレーシアの医療用大麻の法律

2021年11月、保健省のカイリー・ジャマルディン(Khairy Jamaluddin)大臣が医療目的で大麻を含む製品を輸入・使用することは、法律に準拠している限り認められていると述べました。

 

※最終更新日2021年11月11日

嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

合法

南アフリカ共和国の嗜好用大麻の法律

2018年、憲法裁判所によって、成人の個人使用目的の栽培と使用を非犯罪化。

しかし、自宅以外での使用や大麻の加工、売買は禁じられています。

 

南アフリカ共和国の医療用大麻の法律

医療従事者が治療の助けになると判断すれば、どんな健康状態でも医療用大麻製品を処方することが可能です。

患者は、南アフリカ医療製品規制庁(SAHPRA:South African Health Products Regulatory Authority)の認可を受けた医療従事者を通じて、医療用大麻製品を要求することができます。

医療従事者は患者に代わってSAHPRAにオンラインで申請をし、許可されると、南アフリカ薬局評議会(SAPC:South African Pharmacy Council)に登録している薬剤師が処方箋を作成します。

 

南アフリカでは、1965年に制定された「医薬品および関連物質法」(Medicines Act)によって規制されています。

物質をスケジュール1からスケジュール8に分類しており、スケジュール8が最も毒性が強くアクセスが制限されている物質です。

大麻(植物全体またはその一部や製品)とTHCはスケジュール7に位置しており、スケジュール7の物質は合法的な医薬品としての用途がないとみなされており、保健省大臣が発行する許可証によってのみ入手が可能です。

治療目的の患者の場合には、スケジュール6の物質となります。スケジュール6の物質は医療従事者の処方箋がなければ入手できず、調剤許可証の所有者からしか入手できません。

CBDはスケジュール4に分類されており、スケジュール4の物質はスケジュール6の物質と同様に処方箋によってのみ入手可能です。

以下の条件に当てはまるCBD製品は、スケジュール外として薬局、スーパー、コンビニエンスストアなどの小売店で購入できます。

・1つのパッケージに含まれるCBDの量が600mg以下、1日の最大摂取量が20mgで一般的な健康増進、健康維持、または軽微な症状の緩和を謳っている補完的な医薬品

・大麻を原料として植物から作られた製品でCBDの含有量が0.0075%以下で、天然由来のカンナビノイドのみが製品に含まれているもの。(合成カンナビノイドはスケジュール7の物質です)

 

南アフリカ共和国の産業用大麻の法律

保健省が発行する許可証を持つ場合にのみ認められています。

 

※最終更新日2021年10月13日

嗜好用大麻

非犯罪化(近日中に合法化の見込み)

医療用大麻

合法

 

メキシコの嗜好用大麻の法律

2009年 5グラムまでの大麻の所持を非犯罪化

2021年3月 嗜好用大麻の合法化法案が下院で承認。(上院での承認待ち)

この審議中の法案では、許可を得た成人は、個人使用のために8株まで自宅で栽培することができ、28gまでの大麻を持ち運べるとしています。

2021年6月 メキシコの最高裁判所は、現行の禁止法を違憲とし、18歳以上の成人による個人的な嗜好用大麻を合法化すべきと発表。最高裁が定めた4月30日の期限までに、連邦議会が嗜好用大麻の合法化法案を制定できなかったことにより、最高裁が「必要な法律を発行するように」と議会を促しました。

 

メキシコの医療用大麻の法律

2017年 合法化

研究用、医療用の大麻生産を政府が監督し、大麻医薬品の提供を薬局が行っています。

どの大麻製品が合法であるか、どのような濃度であるかなど規制の詳細の最終決定があるまでは、健康補助食品としてCBD製品を合法的に購入することができます。

また、THC含有量が1%未満であれば、輸入やメキシコ国内の店舗での販売が可能です。

 

※最終更新日2021年6月29日

医療合法(ガン患者のみ)

医療合法(THC含有量0.3%未満のもの)

医療合法(試験的に)

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