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「スペイン」現在の大麻の合法化状況

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嗜好用大麻

非犯罪化

医療用大麻

非犯罪化

スペインの嗜好用大麻の法律

スペインでは、個人使用のための大麻の栽培や使用を非犯罪化しています。具体的な量についての定めはありませんが、販売目的でない個人使用の量とされています。

しかし、販売は違法です。

 

スペインの大麻クラブ

スペインには、Cannabis Social Club(CSC)と呼ばれる大麻クラブが数多く存在しています。

大麻クラブとは、大麻を会員同士で共同栽培し会員同士で分け合う「共同使用」という事にして運営されている実質の大麻販売店です。

グレーゾーンと言われることもありますが利益を得ない限りは取り締まることはないとされており、2015年の法改正では公衆の目に触れない場所であれば大麻栽培、使用が事実上認められたことからスペイン国内に大麻クラブは爆発的に増えることとなり、現在大麻クラブは700店舗を超えています。一般向けのみならず医師が常駐する医療患者向けなど様々な種類の大麻クラブが存在しています。クラブの約款にもよりますが一般的には現会員の紹介が必要でスペイン在住者である身分証の提示が求められます。

 

スペインの医療用大麻の法律

研究、医療、科学を目的とした大麻の栽培は、スペイン医薬品・医療機器庁(AEMPS)の認可がない限り違法としています。

現在までにスペイン医薬品・医療機器庁は、研究目的で9つの企業に大麻栽培の認可を与えています。

研究目的栽培(5社)、THC含有量0.2%以下の栽培(1社)、教育目的栽培(1社)、医療用目的栽培(2社)

また、他の5つの企業に医療目的の大麻製品製造の認可を与えています。

スペインでは個人の医療目的の大麻栽培や使用も嗜好用と同様となっており、これらは輸出する場合に利用されます。

 

スペインの産業用大麻の法律

スペインでは、産業用大麻(ヘンプ)の栽培が法的に認められています。大麻の品種は品種データベースに登録されていなければならず、THC濃度は0.2%以下が求められます。

しかし、ヘンプからのCBD抽出を行うにはスペイン医薬品・医療機器庁の認可が必要です。

CBDは監査済み製品としてEU食品リストに掲載されておらず、「人間の消費には適していない」という表記をする必要があります。

スペインで大麻、抽出物、カンナビノイドを食品分野で販売する場合は、新規食品に関する欧州議会及び理事会の規則(EU)2015/2283に従って欧州委員会に申請書を提出し欧州食品安全機関(EFSA)によるリスク評価が行われた後、認可、非認可の決定が下されます。

 

日本人に向けた外務省からの注意喚起

日本では、大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあり、在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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