あまり認知が進んでいないカンナビノイドですが、THC-Oは大麻が合法になっていないアメリカの州において最近急速に人気が広がっています。
そんな話題のTHC-Oについて見ていきましょう。
THC-O(「THC oh」と発音する)が急速に広がっている理由は2つあります。
1、通常のTHC(デルタ9THC)の約3倍の効力がある
THC-Oは、その作用の強さから「サイケデリックなカンナビノイド」とも呼ばれています。
2、連邦政府はデルタ9THCを禁じているもののTHC-Oを取り締まる法律がない
デルタ9THCを禁じているものの、ハイを得たい需要は多い。
その中でCBDアイソレートをデルタ8THCに変換し販売する業者が現れました。
ヘンプ由来でデルタ8THCは作れ、マリファナのような厳しい認可もないことからもの凄い勢いで広がりを見せました。デルタ8THCを禁じる州が出始め、DEA(連邦麻薬取締局)はデルタ8THCを法律で禁じようと動きを見せています。そのため、THC-Oに現在脚光が集まっています。
THC-Oが生まれる工程
一般的にはCBDアイソレートからデルタ8THCに変換し、その後、デルタ8THCを変換させてTHC-Oを作り出します。
問題となる可能性があることから具体的な加工方法の言及は控えさせていただきます。
THC-Oの安全性
研究が進んでいないカンナビノイドのため、詳しいことはまだ分かっていません。
THC-Oの未来
今後の法改正で禁じられる可能性はあります。
通常のTHCやマリファナが禁じられているからこそ、合法成分を使って何とかTHCやマリファナに近づけようとする業者が現れその一部は危険な結果を生みます。
日本でも脱法ハーブ、危険ドラッグが流行った時期がありましたが、そもそも大麻を取り締まっていなければそのような危険はありません。
危険な事例が起こる前に連邦政府での大麻の解放、日本での法改正を行なってほしいと願っています。




















