420(フォートゥエンティー(four-twenty))は、マリファナやカンナビスと並び、大麻のことを表す言葉です。
4/20はマリファナデー
毎年4月20日には、大人数が集まりマリファナを使用し祝うフェス、パーティーが各地で行われます。
合法化前の地域では、大麻の自由化や合法化を主張する政治的な性質を持ち「半分はお祭り、半分は行動への呼びかけ」であることも多いです。
4月20日の午後4時20分は最高潮に盛り上がります。
420の歴史
“大麻”のことをなぜ”420″と言い始めたのかに関しては数多くの説があり、何が正しいかは分かっていません。ここでは一番有力だと言われている説を紹介します。
ウォルドス説
ラリー・スローマン著「リーファー・マッドネス – マリファナの歴史」によると、1971年カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の街サンラファエルに5人の高校生”The Waldos “というグループがいました。(デイブ・レディックス、スティーブ・キャッパー、マーク・グラヴィッチ、ジェフ・ノエル、ラリー・シュワルツの5人)
彼らは、沿岸警備隊の隊員が近くで放置している大麻を知っていたそうで、放課後に少なくとも週に1度は探しに行っていたのです。
高校生にとって4時20分という時間は、ちょうど良い時間でした。ルイ・パスツール(Louis Pasteur)の銅像に4時20分集合というのが定番となり、「4:20 – Louis」と呼び始め、いつしか大麻のことを「420」というコードネームで呼び始めました。
グレイトフル・デッドと420
“The Waldos “の5人のうちの1人のデイブ・レディックスの兄パトリックは、グレイトフル・デッドのベーシストで大麻愛好家のフィル・レッシュと親友でした。そして、同じくサンラファエルに住んで演奏していたグレイトフル・デッドと一緒に大麻を使用していたそうです。グレイトフル・デッドは、大麻愛好家の間で有名なバンドで、大麻のコードネーム420を広めるのに貢献したと言われています。