大麻とは?

目次

大麻(たいま)とは、アサ科アサ属に分類される植物である。

学名:カンナビス・サティバ・エル

大麻の呼称

(世界)カンナビス、マリファナ、ウィード、420、ガンジャ

(日本)大麻、麻、草、葉っぱ、野菜

など様々な呼び方が存在するがこれらは全て同じ植物のことを指している。

大麻の特徴

温暖地や寒冷地など場所を問わず栽培が可能な強い植物であり、成長速度はとても早い。

品種や環境にもよるが100日ほどで2m〜4mまで大きくなる。

食品、燃料、溶剤、化粧品、医薬品、宗教儀式、肥料、飼料、紙、建材、ロープ、糸、衣服など使用用途は無数にあり、昨今問題になっているプラスチックも石油由来ではなく大麻由来で作ることができる。奇跡とも思えるほどに麻は種、根、茎、葉、花に至るまで無駄な部位が存在しない。

早く強く育ち生活に不可欠な植物として、約1万2000年前から米よりも先に栽培を開始していた歴史が分かっている。

日本では、約1万2000年前の大麻の痕跡が福井県三方町の鳥浜遺跡から出土している。

また、強くたくましく天に向かって育つ様子から、子どもの名前や地名に「麻」を付けることも多くある。

日本の大麻取締法における大麻の定義

第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。

(引用 大麻取締法

日本において、茎と種子は、法律的に禁じられていません。

(1946年、戦後アメリカに言われるがまま大麻を禁じる法律を作らされた際に最低限の伝統を守るためにこの部位だけは回避したと言われている)

そのため日本人にとって馴染みのあるところで言うと、食品では七味唐辛子に麻の実が使用されている。

相撲での横綱の綱も伝統的に昔から大麻で作られている。

知らないうちに大麻を日本人は取り入れているのである。

大麻とカンナビノイド

カンナビノイドとは、大麻に含まれる化学物質の総称。

THC(テトラヒドロカンビノール)、CBD(カンナビジオール)という現在最も知られているカンナビノイドを始め、100を超える異なるカンナビノイドが大麻には含まれている。

THC – 善か悪か?

カンナビノイドの一つであるTHC。

THCは精神活性作用と言われる酔うような成分であり、日本では麻薬及び向精神薬取締法によってTHCを禁じている。

アメリカが大麻は悪いもの。THCは人を狂わせる。と突然言い出し、日本を始め世界中に圧力をかけ大麻は世界的に禁じられた。

突然の世界的大麻禁止の理由

明確なデータなど何もないままに、悪いという情報だけが世界中のメディアを踊らせた。

「石油産業の権力者が、大麻由来で様々なことをされては邪魔だからと禁じた」

「ありふれた天然植物で治癒されたら製薬会社が儲からない」

「敗戦国の日本にとって神聖な文化を取り上げることで日本人の精神性を弱体化させたかった」

などと言われているが本当のところは分かりません。

近年は、各国がTHCを含む大麻を合法化

世界に圧力をかけ大麻を禁じさせた張本人であるアメリカ合衆国は18の州が嗜好用大麻を合法化。コロンビア特別区、プエルトリコ、グアム、米領ヴァージン諸島を含む37の州が医療用大麻を合法化。連邦政府レベルでは違法のまま。(2021年7月22日時点)

ウルグアイやカナダは国レベルで嗜好用も含め合法化しています。

アジアでは、韓国、タイが医療用大麻を合法化しています。

大麻合法化の理由

財政問題、人種差別問題などもありますが、代表的な2つの理由を紹介します。

医療効果

一度の経験で廃人になる悪魔のドラッグではなく、体内に備わっているエンドカンナビノイドシステムという体内の働きが改善し、数多くの疾患を治癒する医療効果が認められた。

(医療用大麻が処方されている疾患の一部)
ガン、アルツハイマー型認知症、睡眠障害、緑内障、多発性硬化症、パーキンソン病、うつ病、不安神経症、PTSD片頭痛、線維筋痛症、クローン病など

地球寿命を伸ばす

世界的に大麻が禁じられた数十年間、人類は地球を掘り続け、石油に依存した生活をしてきました。

地球の資源は枯渇し二酸化炭素は溢れ、地球が取り返しのつかない事態に。

SDGs(Sustainable Development Goals(持続​可能な開発目標))という国連が掲げている環境目標がありますが、達成には地球を掘って石油に頼るのではなく、植物と共存する社会に立ち返ることが必要不可欠です。

大麻は成長する過程で二酸化炭素を吸い込み、土壌を浄化。収穫後に残ったものは、土の中で分解され、貴重な栄養分となります。

日本で認められているヘンプ

医療用大麻や嗜好用大麻にはTHCが含まれており、例え疾患を抱えている患者でも日本では認められていない。

日本の法律ではTHCが含有せず、茎と種を使用した大麻製品は合法である。

THCの含有量が低い大麻の品種のことを昨今マリファナなどと区別するためにヘンプと呼ばれ始め、ヘンプの茎と種由来の製品であれば合法で安心して日本でも使用できる。

THC以外にもCBD、CBG、CBNなどを始め100を超えるカンナビノイドが大麻には含まれており、それらの摂取の健康効果が期待されている。

筆者の想い

大麻に限らず「〇〇は、こうだ」と決めつけ、他人の意見を受け入れることをしない世の中が加速しているように感じています。

新型コロナウイルスについて、マスクについて、ワクチンについて、オリンピックについて、昨今は特に顕著に感じます。

国が決めたから、正しいのではありません

マリファナのTHCの依存性は、アルコール、ニコチン、カフェインよりも低いことが最近の研究では分かっています。有害性を問うのであれば、酒やタバコも禁止にしないと整合性が取れません。

マリファナを非犯罪化して欲しい。合法化して欲しい。そう願う人は、現在の日本において少数派かもしれません。

しかし、数の論理で何事も決め、少数派の意見を受け入れない世の中は息苦しさを感じます。

少数派の意見を認める」社会へ。

「国が決めたから、正しい」「言われたから、そうする」という受動的な生き方から

真の幸福感を感じる自発的な生き方」へ。

1人でも多くの方が「気付きを得る」ウェブメディアとなるよう励んで参ります。

 

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石井 竜馬

海外の大麻企業(栽培・加工・販売免許を保持して6年目)に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴19年。

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