vape(ベイプ)ペンとは
大麻の濃縮液を入れたカートリッジによって吸うことのできる携帯型のデバイスです。
vapeペンでは、濃縮液を加熱します。すると、煙ではなく蒸気が出ます。
煙が出ないこと、携帯に便利なことから喫煙よりもベイプを好むユーザーも多くいます。
ベイプの歴史
ベイプには長い歴史があります。
古代エジプトでは熱い石を使ってハーブを加熱し、その蒸気を吸っていました。
インドでは数千年前からシーシャがあります。
ベイプペンのメリット
持ち運びが楽
カートリッジが小さく、持ち運びにとても便利です。何種類も同時に持ち歩くことも可能で交換も簡単に行えます。
また、水蒸気の匂いは大麻を燃やしたときの匂いよりもはるかに少ないため周囲の人に気付かれずにベイプすることができます。
カートリッジは使い捨てなので粘着性のある樹脂を掃除する必要はなく、水蒸気しか出ないので、煙も灰もありません。
有害性が低い
大麻を燃焼させ吸い込んだ場合、煙には多くの有害物質が含まれておりその中にはがんの原因となるものもあるそうです。
ベイプの場合は、このような有害物質にさらされることはありません。
ベイプは新しい発明であり長期的なことは分かりませんが、2010年に行われた研究では毎日大麻を吸っていて肺に持病のある20人を対象に1カ月間ベイプを使用してもらったところ肺の健康状態が改善したことがわかりました。
ベイプペンのデメリット
大麻に火をつけて吸うよりもベイプを選んだ方が、価格が高い、種類が少ない、添加剤による健康被害の可能性があるなどのデメリットもあります。
ベイプペンの構造
大きく分けて4つのパーツがあります。
カートリッジ
気化させる大麻オイルを入れる容器
アトマイザー
大麻オイルを気化させるための発熱体
バッテリー
充電式の電池でベイプペンに電力を供給し大麻を加熱します。手動でボタンを押すと作動するものもあれば、吸い込むだけで作動するものもあります。
充電式バッテリーには、USB充電器が付属していることが多い。使い捨てのペンには、あらかじめ充電されたバッテリーが付いています。
マウスピース
蒸気を吸い込むための部分