ウルグアイ国旗

「ウルグアイ」現在の大麻の合法化状況

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嗜好用大麻

合法

医療用大麻

合法

ウルグアイは、世界で初めて国レベルで嗜好用大麻を含めて大麻合法化を果たした国です。

2013年12月にホセ・ムヒカ大統領が大麻合法化法案に署名しました。

人口約350万人のウルグアイは、自由市場と平等主義という社会的平等に対する信念で知られる静かな国であり、一人当たりの所得が高く、不平等のレベルが低く、極度の貧困がほぼ完全にない国です。

ウルグアイの大麻規制担当

公衆衛生省・大麻規制管理研究所(IRCCA:Instituto de Regulación y Control del Cannabis)

 

医療用大麻の患者の疾患条件

ウルグアイでは、疾患の条件を病名や症状で細かく設定しておらず、様々な疾患に対応しています。

 

ウルグアイでの医療用大麻とは?

乾燥大麻の花を医療用大麻として利用しています。

抽出物、製剤などを医療用として利用する場合は「コンパッショネート・ユース」の規定に基づいて公衆衛生省から免除を受ける必要があります。

コンパッショネート・ユースとは?
代替療法が無く、生命に関わる疾患や身体障害を引き起こす疾患を持つ患者の救済を目的として、未承認薬の使用を認める制度。 Compassionate Use(直訳:思いやりのある使用)

大麻の入手方法

医療目的以外の大麻使用者は登録の必要があります。

合法的な選択肢としては、「自宅での栽培、大麻栽培者クラブに所属、販売店での購入」があります。

大麻は18歳以上のウルグアイ国民および永住権保持者に限られ、観光客に大麻を販売することはできません。

大麻を販売できるのは、政府が運営する薬局に限られます。

個人が購入できるのは、1週間に10gまで、1カ月に40gまでとなっています。

いかなる形態の大麻の広告や宣伝も禁止されています。

 

大麻の栽培

1人につき6株までの大麻プラントを自宅で栽培することが可能。年間480g以上の大麻を栽培することは許されていません。

大麻栽培者クラブは最大45人までの会員に対し最大年間99株の栽培が認められており、会員一人当たりの年間割当量の分のみ栽培することが可能。

商業的な栽培で認められているのはTHCの上限が9%の2種類のみです。

商業目的の生産者は、大麻を生産・販売するために州からのライセンスの取得が必要です。

承認された生産者の乾燥大麻の花の年間生産量は2,000キログラムで、乾燥大麻の花以外の製品は認められません。各生産者には、政府所有の約3ヘクタールの土地が割り当てられ、植物は屋内で栽培しなければいけません。

日本人に向けた外務省からの注意喚起

日本では、大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあり、在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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