嗜好用大麻 | 実質の非犯罪化 |
医療用大麻 | 合法 |
アルゼンチンの嗜好用大麻の法律
アルゼンチンでは娯楽目的の嗜好用大麻の栽培、販売、所持を違法としています。
しかし、2009年にアルゼンチンの最高裁判所は、少量のマリファナを所持していたところを逮捕された5人の判決(アリオラ判決と呼ばれている)で「公序良俗に反したり、第三者を傷つけたりすることのない人間の私的行為は、神によって許され、裁判官の権限から除外される。個人的な薬物使用を罰することは、国の憲法第19条に反するとして「大麻取締法は違憲」である」と判断しました。
2009年の最高裁での判決後、法律が改正されることはありませんでした。そのため、法律では違法としながらも実際の運用は非犯罪化という状態です。
判決では、具体的にどの程度の量が個人使用目的の少量とみなされるかについては述べられていません。
アルゼンチンの医療用大麻の法律
2017年 医療用大麻合法化
2020年 ライセンス保持者に限り医療用大麻の自宅での栽培を合法化
NEWS in argentina
日本人に向けた外務省からの注意喚起
日本では、大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあり、在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。