イタリア、嗜好用大麻合法化を決める国民投票へ

イタリア、嗜好用大麻合法化を決める国民投票へ

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イタリアの最高裁判所は、嗜好用大麻とマジックマッシュルームの合法化を決める国民投票を実施するためにイタリアで大麻の合法化を推進している団体「Referendum Cannabis」が集めた署名が十分な数に達したと認定し1月12日に発表しました。最高裁判所が署名を認めたことは、イタリアにおいて歴史的な出来事です。

最高裁判所によって承認された署名は、次は憲法裁判所に送られ審理を行い、2月15日に判断が発表されます。合憲と判断されれば大統領によって国民投票日が決定となります。

イタリアでは、期限までに50万人以上の署名を集めれば国民投票を行うことができますが、活動家たちはわずか1週間で50万人以上の署名を集めていました。その後63万人まで署名の数は増え、提出されました。

国民投票の実施を呼びかけ今回の署名を集めた「Referendum Cannabis」は、Facebookページで1月12日に次のように述べています。

大麻に関する国民投票で初の快挙

本日最高裁判所から、私たちが10月に届けた署名が、来春の大麻に関する国民投票の実施に十分であると通知を受けました。

私たちが何日も待っていた大ニュースです。

最後に、憲法裁判所が投票日を決定するための意見表明を2月15日にすることになっています。

最終的なOKを待っている間、私たちはじっとしているわけにはいかないので、大麻は合法の方が良いことを全国民に伝えるために全国に組織の動員を開始しています。

国民投票が実施され今回の法案が可決された場合、大麻に限らず精神活性作用のある植物の栽培も可能になりますが精製は引き続き禁止のままです。

「すべての薬物を合法化するものではありません。なぜなら、大麻やキノコ以外のほとんどの薬物は栽培後に精製が必要だからです。」と同団体は説明しています。

また、現在薬物を使用したことが判明した場合に最長で3年間自動車やバイクの運転が禁止となる罰則も、今回の法案が可決されると廃止となります。しかし、薬物を使用した状態での運転は引き続き違法のままです。

最近ヨーロッパでは、マルタ共和国がヨーロッパで初めて大麻を合法化。

ルクセンブルクは、マルタ共和国と同様に合法化法案を提出しており、まもなく国会で採決予定で可決される見込みです。

ドイツでは、販売も含めた嗜好用大麻合法化を行うと現在の連立与党が発表しています。

世界第4位の経済大国であり、人口8300万人を有する陸続きのヨーロッパの国であるドイツの合法化は、ドミノ倒しのように合法化の波をヨーロッパに巻き起こす可能性も十分に考えられます。

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石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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