米国のIT企業「Twitter, Inc.」が方針転換を行い、州法に基づいて合法的に販売しているTHC及びCBD製品、大麻アクセサリー、大麻サービスに関する広告を米国内で掲載できるようにポリシーの変更を行いました。トロントに拠点を置く大麻マーケティング・広告サイト「AdCann」がこのニュースを最初に報じています。
広告を出稿するためには、Twitterの広告主承認プロセスを通過し、プラットフォーム上で教育を受ける必要があります。
承認後は、プロモ広告、フォロワー獲得広告、Twitter Amplify、Twitterテイクオーバー、Twitterライブ、ダイナミック商品広告、コレクション広告などのTwitterの広告が利用できます。
Twitterを買収し、現在CEOを勤めているイーロン・マスクは、今月以下のようなツイートをしています。
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— Elon Musk (@elonmusk) February 4, 2023
また、新たなTwitterのポリシーでは、未成年者に向けた広告を許可しないことを明確にしています。また、大麻の広告には以下のような制限が設けられています。
- クリエイティブで未成年に訴求しないこと。ランディングページは年齢制限を設け、年齢確認をすること。
- 未成年者にアピールするようなキャラクター、スポーツ選手、タレント、画像・アイコンなどを使用しない。
- 広告に未成年者や妊婦をモデルとして使用しない。
- 効能や健康効果をうたわないこと。
- 虚偽または誤解を招くような主張をしない。
- 大麻製品の使用描写を見せない。
- 使用中の人物を描かない。
- 州を越えた輸送を奨励しない。
ADCANN「Twitter’s New Policy Allows Ads for Cannabis, THC products in the USA」https://adcann.ca/blog/twitters-new-policy-allows-cannabis
MJBizDaily「Twitter to allow ads for cannabis, THC products in United States」https://mjbizdaily.com/twitter-to-allow-cannabis-ads-in-the-united-states/