Twitter、ポリシー変更で大麻・THC製品の広告が米国内で可能に

Twitter、ポリシー変更で大麻・THC製品の広告が米国内で可能に

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米国のIT企業「Twitter, Inc.」が方針転換を行い、州法に基づいて合法的に販売しているTHC及びCBD製品、大麻アクセサリー、大麻サービスに関する広告を米国内で掲載できるようにポリシーの変更を行いました。トロントに拠点を置く大麻マーケティング・広告サイト「AdCann」がこのニュースを最初に報じています

広告を出稿するためには、Twitterの広告主承認プロセスを通過し、プラットフォーム上で教育を受ける必要があります。

承認後は、プロモ広告、フォロワー獲得広告、Twitter Amplify、Twitterテイクオーバー、Twitterライブ、ダイナミック商品広告、コレクション広告などのTwitterの広告が利用できます。

Twitterを買収し、現在CEOを勤めているイーロン・マスクは、今月以下のようなツイートをしています。

また、新たなTwitterのポリシーでは、未成年者に向けた広告を許可しないことを明確にしています。また、大麻の広告には以下のような制限が設けられています。

  • クリエイティブで未成年に訴求しないこと。ランディングページは年齢制限を設け、年齢確認をすること。
  • 未成年者にアピールするようなキャラクター、スポーツ選手、タレント、画像・アイコンなどを使用しない。
  • 広告に未成年者や妊婦をモデルとして使用しない。
  • 効能や健康効果をうたわないこと。
  • 虚偽または誤解を招くような主張をしない。
  • 大麻製品の使用描写を見せない。
  • 使用中の人物を描かない。
  • 州を越えた輸送を奨励しない。

ADCANN「Twitter’s New Policy Allows Ads for Cannabis, THC products in the USA」https://adcann.ca/blog/twitters-new-policy-allows-cannabis

MJBizDaily「Twitter to allow ads for cannabis, THC products in United States」https://mjbizdaily.com/twitter-to-allow-cannabis-ads-in-the-united-states/

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

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