イーロン・マスクが、人々はサイケデリックス(幻覚剤)に寛容であるべきと語る

イーロン・マスクが、人々はサイケデリックス(幻覚剤)に寛容であるべきと語る

現在では世界的な決済サービスとなったPayPalを売却後、宇宙開発企業SpaceX、電気自動車企業Teslaを経営するなど、現在(9月27日時点)推定保有資産2034億ドル(約22兆6250億円)と世界一の資産家でもあるElon Musk(イーロン・マスク)。

9月28日(火)に開催されたCode Conferenceのパネルセッションで、火星など宇宙に目を向けているイーロン・マスク氏に対し、インナースペースと呼ばれる私たちの内部の宇宙についての質問がありました。

質問したのは、サイケデリックス(幻覚剤)を最新の科学によって治療プログラムとして利用しているField Trip社の共同創設者Ronan Levy(ローナン・レヴィ)氏です。

イーロン・マスク氏は、「人々はサイケデリックス(幻覚剤)を使って内部探索をすることにオープンであるべき」

「法律を作っている多くの人々は異なる時代の人たちです。新しい世代が政治的権力を握るようになれば、サイケデリックスの利点を受け入れるようになると思います」と述べました。

サイケデリックスについての質問に答えるイーロン・マスク氏(YouTube:英語)

サイケデリックスについての質問に答える

イーロン・マスク氏(YouTube:英語)

 

マスク氏は過去にも、Joe Rogan(ジョー・ローガン)の番組に出演した際にマリファナをふかす(実際には吸っていないと後に主張)など、サイケデリックスだけでなく大麻にも寛容なことで知られています。

Joe Rogan Experience(YouTube:英語)

Joe Rogan Experience(YouTube:英語)

 

「420」は、大麻のことを表す単語として英語圏であれば皆が知る言葉ですが、Teslaの株価が420ドルになったときには、Twitterで”Whoa … the stock is so high lol. “と反応したこともありました。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

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