Twitterを買収したマスク氏、次はコカインのためにコカコーラ社を買収!?

Twitterを買収したマスク氏、次はコカインのためにコカコーラ社を買収!?

世界的な決済サービスとなったPayPalを売却後、宇宙開発企業SpaceX、電気自動車(EV)企業Teslaを経営するなど、世界一の資産家として知られるイーロン・マスク。

今週、米国のSNS大手Twitterはマスク氏からの買収提案を受け入れることで合意したと発表しました。

買収価格は、大麻解禁の考えを持つマスク氏らしく大麻の意味を持つ「420」を含めた54.20ドル(1株あたり)。買収総額は440億ドル(約5兆6000億円)で、Twitterの取締役会が全会一致で承認したこの取引は今年中に完了する予定で、買収完了後のTwitterは株式非公開企業となります。

そんなマスク氏が薬物に関わる新たなツイートを行いました。

(ツイート翻訳)

次は、コカインを戻すためにコカ・コーラを買います

コカ・コーラは元々、薬だった

アメリカから始まり、今では全世界に広がり誰もが知る飲み物「コカ・コーラ」

発明されたのは1880年代。薬剤師のジョン・ペンバートン氏が奇跡の植物「コカ」をワインに溶かし込み開発しました。「コカの葉」には「コカイン」が含まれており、コカインとアルコールの組み合わせによって活力を与える薬として人気になりました。

しかし、当時巻き起こっていた禁酒運動によってアルコール飲料は避難の対象に。アルコールの代わりを探し「コーラの実」に辿り着きました。当時は、コカインは悪いものと考えられておらずアルコールだけが問題視されました。

その後、コカインが入ったコカ・コーラは大ヒット商品に。現在ではコカインが規制の対象となっています。

※ 日本コカ・コーラ株式会社は、コカ・コーラの名前とコカインは一切関係ありません。語感がいいということで、コカ・コーラという名前がつけられました。とHPに掲載しています。

「これは、1894年に初めて一般販売されたコカ・コーラのボトルで3.5グラムのコカインが入っていました。持ち帰ろう。」というツイートに対し、マスク氏は「レッドブルをやっつける!」と返信しています。

マスク氏は昨年、サイケデリックス(幻覚剤)についても寛容であるべきと語っています。

日本では、牛丼で有名な吉野家の常務が早稲田大学の社会人向けマーケティング講座で「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢、生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」「生娘をシャブ漬け戦略」などと講演して炎上し即解任となったように、マスク氏のような発言は冗談であっても日本の大企業の経営者が日本で行ったら一発アウトでしょう。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

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