8月17日、ティルレイ社(Tilray, Inc. (NASDAQ | TSX : TLRY)は、カリフォルニア州に拠点を置くMedMen Enterprises (CSE: MMEN) (OTCQX: MMNFF)のGotham Green Partners, LLC及びその他のファンドが保有していた転換社債型新株予約権付社債の大部分を買収したことを発表しました。
転換社債型新株予約権付社債とは?
発行時に決められた値段(転換価額という)で株式に転換することができる債券です。
この買収によりティルレイ社は、必要な規制当局の承認を得た上でアメリカ合衆国連邦政府の大麻合法化(またはティルレイ社による本条件の放棄)後に債券の転換の行使によって、MedMenの株式を獲得することが可能になりました。
MedMenは、サンフランシスコベイエリア、ロサンゼルス、ボストン、シカゴ、ラスベガスなどの主要都市で21のライセンスと25の小売店舗を保有する米国を代表する大麻小売ブランドであり、世界最大の市場であるカリフォルニア州で重要な地位にいます。
ティルレイ社の会長兼CEOであるアーウィン・サイモン(Irwin Simon)は、「世界的に合法化の動きが加速していることを背景に当社は、大麻に特化した世界有数の消費者向けブランド企業を構築することに注力しており、2024年度末までに40億ドル(約4300億円)の売上を目標としています。MedMenへの投資は、800億ドル(約8兆7000億円)規模の米国大麻市場で最も認知されているブランドの1つであり、連邦合法化された際に米国市場をティルレイ社がリードできるようにするための目標達成に向けた重要なステップです」と述べています。
ティルレイ社は、カナダ、米国、欧州、オーストラリア、中南米で大麻事業を展開する世界有数の大麻企業であり、大麻の研究、栽培、流通のパイオニアとして20カ国以上で数多くのブランドを展開しています。
businesswireで全文をお読みになる場合はこちら(英文)