米フロリダ州、すべての薬物の非犯罪化法案を提出

米フロリダ州、すべての薬物の非犯罪化法案を提出

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米国フロリダ州においてドティ・ジョセフ(Dotie Joseph)議員が「Collateral Consequences of Convictions and Decriminalization of Cannabis and All Drugs Act(有罪判決の副次的影響と大麻及びすべての薬物の非犯罪化法)」と題した法案「HB725」を議会に提出したことをMarijuana Momentが報じました。

この法案は、違法薬物の個人的な所持や使用を非犯罪化することで、薬物を犯罪化し投獄し命を捨てるのではなく、命を守るためにリハビリテーションによって健康へ介入をし、治療と安全を優先することを目的としています。

州の保健局に対しては、犯罪化ではなく薬物依存症のより効果的な対処法について研究を行うことを義務付ける提案も含まれています。

フロリダ州の住民の健康と公共の安全のために、個人の自由を守り、法執行機関が他の取り締まりに集中できるようにし刑務所に過剰な負担をかけないことで、教育の支援、薬物乱用の予防と治療に投資することが薬物問題の解決に近づくと考えています。

大麻に関しては、現在フロリダ州では嗜好用大麻を違法としていますが、1オンス(約28グラム)までの所持を50ドルの罰金で罰する非犯罪行為とし、大麻関連犯罪で過去に有罪判決を受けた人は逮捕された日から1年以上経過していれば自動的に抹消される資格を得ることができます。

この法案が施行された場合、オレゴン州に続いてフロリダ州は米国で2番目にすべての薬物を非犯罪化する州となります。

米国では最近、デトロイト、シアトルなどの都市がサイケデリクス(幻覚剤)の非犯罪化を行っています。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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