タイ、大麻の所持・使用を非犯罪化

タイ、少量の嗜好用大麻の所持・使用を非犯罪化

- 刑事罰を与えるのではなく、セラピー受診へ

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タイでは、12月9日から大麻が合法化されますが「doobies(ドゥービー)」はまだ禁止のままです。

ソムサック・テプスティン(Somsak Thepsutin)法務大臣のコメント

出典:タイの英字日刊新聞「Nation Thailand

ドゥービー:マリファナタバコのこと

タイでは、仏暦2564年(西暦2021年)12月9日、麻薬法の改正が行われ、大麻に関する扱いも変更となりました。

大きな変更点としては、嗜好用途を含め、少量の大麻所持や使用で刑事罰にすぐに問われることがなくなりました。

代わりに、タイ保健省が用意したセラピーを自ら受ける必要があります。

医療用途の場合には、タイの医療機関からの認可を受けている証明書を保持していれば所持も使用も認められています。ただし、大麻の喫煙行為は認められていません。

東南アジアの国々は世界でも非常に厳しい刑罰を大麻犯罪者に与えており、タイにおいても重罪扱いでした。

しかし、2018年に医療用大麻を合法化。現在、タイは大麻生産・開発の世界の中心になるという計画を持ち、最近では国際医療大麻研究センターの設立を発表するなど着実にアジアの大麻先進国として歩みを進めています。

また、この法改正に基づいて改正麻薬リストをタイ保健省が発表することになっていますが、そのリストでは大麻の花も含めたすべての部位を合法としTHC含有量0.2%以下のヘンプ製品を自由に2022年から生産、販売できるとアヌティン保健省大臣が発表しています。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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