CBDがパンデミック最前線で勤務する医療従事者の精神疲労を軽減した研究結果を発表

CBDがパンデミック最前線で勤務する医療従事者の精神疲労を軽減した研究結果を発表

/

長期に続く新型コロナウイルスパンデミック。

COVID-19の患者を担当する医療従事者の精神的疲労や燃え尽き症候群が懸念されている中、大麻由来の成分CBDの摂取がそれらの症状を軽減することが分かり8月13日にJAMA Network Openに研究結果がオンライン掲載されました。

 

ブラジル・サンパウロのリベイランプレット医科大学病院(Ribeirão Preto Medical School University Hospital)でCOVID-19の患者を担当する第一線の医療従事者120名を対象とした無作為臨床試験を行い、精神的疲労や燃え尽き症候群の症状とCBD療法の安全性と有効性を検証。

28日間にわたり61名に1日2回150mgのCBDの投与と共に標準治療、59名には標準治療のみを行いました。

治療中にCBD投与群の5名が重篤な症状となりましたが、全員回復。

CBD投与によって精神的疲労症状の緩和が見られました。

今後、プラセボ投与も用いるなどの臨床試験を実施して、更なる結果を確認する必要があるとしています。

プラセボとは?

偽薬のこと。効果があると言われると効果が皆無のはずの薬を服用しても患者自身が効き目があると思い込むことで病気の症状が改善することがあります。これをプラセボ効果と呼びます。

薬の効果を検証する臨床試験ではプラセボ効果を差し引いて、本当の意味での薬の有効性を科学的に明らかにする必要があります。プラセボは見た目、重さ、味覚など本当の薬と区別がつかないように作られ、誰がプラゼボを服用しているかを患者、担当医師、薬剤師、看護師などに分からないように実施されます。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

Recent Articles

CBDの抗てんかん作用に腸内細菌が関与か

大麻に含まれる成分CBDは抗てんかん作用を有することで知られており、この成分を高濃度に含有した医薬品「エピディオレックス」による治験が日本でも行われようとしています。ですが、CBDに...

THCAとは?

THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)はTHCの前駆体となる酸性カンナビノイドです。THCAを熱・高温・光などにより脱炭酸させると、中性カンナビノイドであるTHCに変換されます。 そのた...

CBDVとは?

CBDV(カンナビジバリン)は1969年に初めて単離されたカンナビノイドで、天然の大麻草に少量しか含まれていない「マイナーカンナビノイド」に該当します。 CBDVの発見は50年以上も前ですが...

不安

「明日のプレゼンうまくいくかな」 「本番で失敗しないかな」 日常生活や仕事の様々な場面において、私たちは不安を感じる瞬間があります。 基本的に不安によって生活に支障が出ることはありませ...