米国薬物研究のトップが、成人がたまに大麻を使用することが有害である証拠はないと発言

米国薬物研究のトップが、成人がたまに大麻を使用することが有害である証拠はないと発言

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米国連邦政府の管轄であり米国トップの薬物研究機関である国立薬物乱用研究所(NIDA:National Institute on Drug Abuse)のノラ・ボルコウ(Nora Volkow)所長が「成人がたまにマリファナを使用することが有害であるという証拠はまだ見当たらない」と11月30日に掲載されたFiveThirtyEightの取材の中で語りました。

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国立薬物乱用研究所 ノラ・ボルコウ所長

FiveThirtyEightの記事は、大麻の健康への影響に関する研究を紹介し大麻使用に関するリスクを取り上げることがメインとなっており、大麻使用によるリスクを伝えるために多大な資金と時間をかけてきた機関である国立薬物乱用研究所の所長がその記事内で「私の知る限り、成人がたまにマリファナを使用することが有害であるという証拠はありません。科学的な証拠は何もありません。私たちはそれを調べる必要がある。」と語ったことは注目に値します。

また、ボルコウ所長は大麻の使用者はBMIが低い傾向にあるという研究結果に驚いています。

BMIは、「Body Mass Index」の略で、カラダの大きさを表す指数。

BMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)

BMIは、「Body Mass Index」の略で、カラダの大きさを表す指数。BMI=体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)

 

低体重

普通体重

肥満(1度)

肥満(2度)

肥満(3度)

肥満(4度)

BMI

18.5未満

18.5以上25未満

25以上30未満

30以上35未満

35以上40未満

40以上

※日本肥満学会の基準

「大麻使用者のBMIが低いことは非常に意外でした。BMIが高いと年を重ねるほどに悪影響を及ぼすことが分かっています。私たちは研究する必要があります。」とボルコウ所長は述べています。

しかし、若者の使用に関してや、高含有量のTHC製品を日常的に摂取することは大人の脳にも有害な影響を及ぼす可能性があると懸念しています。

 

ボルコウ所長は、8月に公開されたポッドキャスト「PSYCHOACTIVE」に出演した際には、アメリカの各州が大麻の合法化に動いたときに「若者の間で大麻の使用率が上がるのではないか」と懸念をする発言をしていましたが、懸念のあった若者の大麻使用増加に大麻合法化は繋がっていないことを認めました。また、サイケデリクス(幻覚剤)による疾患の治療の可能性に付いても触れ、薬物犯罪について「科学の力で政策を変え、人々を犯罪者にするという考え方を、人々を治療して助け、再発を防ぐという考え方に変えていきたい」と語っています。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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