安倍晋三元首相らの呼びかけで大麻活用拡大へ自民党有志が勉強会を開催

安倍晋三元首相らの呼びかけで大麻活用拡大へ自民党有志が勉強会を開催

/

大麻の産業界や医療界での活用拡大に向けた自民党有志による勉強会「産業や伝統文化等への麻の活用に関する勉強会(仮称)」の初会合が4月27日、議員会館内で開かれました。

呼びかけ人は安倍晋三元首相、森山裕総務会長代行、山谷えり子参院議員の3人。

安倍元首相は冒頭あいさつで「産業用等の大麻について、残念ながら大麻というだけで偏見を持たれてしまっている」「神事をつかさどる上において麻は必要なもの。近年はヘンプとして自動車用の部品やボディー等に使われている。カーボンニュートラルを見据えれば、ヘンプの活用が期待される」などと述べました。

そして「(大麻栽培)農家が未来を描けるように農業、産業振興の観点からも、政治の場で考えていく必要がある」と訴えました。

大麻に関しては、安倍昭恵夫人が日本での医療大麻の解禁や過疎や高齢化が進む地方の再生に大麻栽培を取り入れることなどを提言しています。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

Recent Articles

ブラジル最高裁、大麻の少量所持を非犯罪化

現地時間6月27日、ブラジル最高裁は個人使用目的での大麻所持に対する刑事罰を撤廃する判決を下しました。 この判決は数日以内に発効され、ブラジル国民は今後少なくとも18ヶ月間、40g以下の大...

ポーランドで医療用大麻の処方が急増中

中央ヨーロッパの国ポーランドでは医療用大麻の処方が急増しており、その影響は大麻に対する国民の認識にも及んでいます。 2024年2月の世論調査によれば、ポーランド国民の73.4%が大麻の単純所...