カリフォルニア州医療大麻合法化25周年

カリフォルニア州医療用大麻合法化25周年

/

米国カリフォルニア州では1996年11月4日に住民投票を行い、医療用大麻合法化法案である「Proposition 215」に有権者の56%の投票が集まり、法案が承認された翌日の1996年11月5日に「Proposition 215(コンパッショネートユース法)」は施行されました。

コンパッショネート・ユースとは?
代替療法が無く、生命に関わる疾患や身体障害を引き起こす疾患を持つ患者の救済を目的として、未承認薬の使用を認める制度。 Compassionate Use(直訳:思いやりのある使用)

そして、25年後の今では合法化の波が押し寄せ、米国では36の州で医療用大麻、20の州で嗜好用大麻が合法化されています。

Embed from Getty Images

「Proposition 215」のキャンペーンのリーダーのデニス・ペロン(Dennis Peron)は、全米初の州法での医療用大麻法の可決が決定した後、勝利のジョイントで祝杯をあげました。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

Recent Articles

大麻成分CBDが月経関連症状を緩和

大麻成分CBDの摂取により、月経関連症状に悩む女性の諸症状が緩和されたことが報告されました。論文は「Experimental and Clinical Psychopharmacology」に掲載されています。月経(生...

米国が連邦法で大麻規制を緩和へ 歴史的転換

現地時間4月30日、DEA(米国麻薬取締局)が連邦法における大麻規制を緩和する方針であることが報じられました。この規制緩和は大麻について乱用の可能性が低く、医療的価値があることを認め...

CBDゲルが顎関節症の痛みや歯ぎしりを改善

大麻成分CBDを含んだゲルを口腔内に塗布することで、顎関節症患者の痛みや歯ぎしりなどが緩和されたことが報告されました。論文は「Journal of Clinical Medicine」に掲載されています。顎関節...