2022 食のトレンド予測 スーパーフードランキング CBDオイルが3位にランクイン

スーパーフードランキング ~コロナショック時代のキーワード分析~

一般社団法人 日本スーパーフード協会は、「2022食のトレンド予測 スーパーフードランキングTOP10」を発表しました。

ランキングを発表した「ウェルネスライフジャパン」での展示風景

このランキングは、海外(主に米国)のリサーチをもとに、日本市場の現況の流れとの擦り合わせを行った上で、2022年に日本でブームとなる可能性が高いスーパーフードを10品目予測し、ランキング形式で発表するものです。

今回は、TOP3を紹介していきます。

 

第1位 青パパイヤ ~ 免疫力アップの“酵素の王様”

 

 オレンジ色に熟す前の青いパパイヤは、酵素の含有量が野菜と果物の中で一番多く、「酵素の王様」と称される。酵素には、消化・代謝をアップして免疫力を高める働きがある。近年日本でも青パパイヤの生産量が急速に増加し、サラダ、漬け物、炒め物、スムージーなど、青パパイヤが家庭料理の健康食材として脚光を浴びている。

 

第2位 アセロラ ~ スーパー天然ビタミンCで免疫強化

 

 コロナショックが始まった頃、米国で売り切れが続出したビタミンC関連サプリや食品。天然ビタミンCがレモンの34倍のアセロラはこの時期の強い味方。ポリフェノールの含有量も多く、ビタミンCとの相乗効果で免疫をサポート。日本の外食でも、アセロラを使ったラーメン、かき氷、スムージーなどが続々登場している。

 

第3位 CBDオイル ~ コロナストレスの救世主

 

 大麻草から「カンナビジオール(CBD)」という有効成分を抽出したオイル。大麻、麻薬の精神高揚はなく、リラックス、不眠改善や免疫調整、痛みの緩和などの効果があり、医学論文でも様々な効果が報告されている。コロナストレスの中、CBD製品の売上は米国では2兆円規模と日々増加。日本でもCBD専門店が多数オープン。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

Recent Articles

大麻成分CBDが月経関連症状を緩和

大麻成分CBDの摂取により、月経関連症状に悩む女性の諸症状が緩和されたことが報告されました。論文は「Experimental and Clinical Psychopharmacology」に掲載されています。月経(生...

米国が連邦法で大麻規制を緩和へ 歴史的転換

現地時間4月30日、DEA(米国麻薬取締局)が連邦法における大麻規制を緩和する方針であることが報じられました。この規制緩和は大麻について乱用の可能性が低く、医療的価値があることを認め...

CBDゲルが顎関節症の痛みや歯ぎしりを改善

大麻成分CBDを含んだゲルを口腔内に塗布することで、顎関節症患者の痛みや歯ぎしりなどが緩和されたことが報告されました。論文は「Journal of Clinical Medicine」に掲載されています。顎関節...