世界アンチドーピング機関が大麻を禁止リストから外す検討を開始へ
トルコ、イスタンブール

世界アンチドーピング機関が大麻を禁止リストから外す検討を開始へ

世界アンチドーピング機関(WADA)は9月14日トルコ・イスタンブールで会議を開催し、同機関ホームページにて内容を公開しています。

その中で、多くの関係者からの要望を受け、アスリートの大麻の使用禁止を継続するべきかを判断するために来年大麻の科学的検証を行うことを発表しました。

また、検証期間中の2022年はアスリートの大麻の使用は禁止のままとしています。

 

今年米国では、100m走女子最速であり東京オリンピックの顔として金メダルが期待されていたシャカリ・リチャードソン(Sha’Carri Richardson)選手が米国代表選考会で優勝し東京オリンピック出場が決定したものの、薬物検査で大麻成分の陽性反応が出たため資格停止処分を受け、オリンピック出場も取り消しになりました。

その後、「大麻が医療用も嗜好用も合法であるオレゴン州で、合法な大麻を使用したことは悪いことではない」「運動能力が大麻によって上がる効果はないのだから、彼女をオリンピックに出場させるべき」など、このような内容を一般人のみならず、アスリートや著名人、ホワイトハウス、全米陸上競技連盟、米アンチドーピング機関など多くの人や団体が発信。

大麻使用を取り締まるルールこそがおかしいと声が上がっていました。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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