ワシントンD.C. ファーマーズマーケットで大麻を買える日が近い

ワシントンD.C. ファーマーズマーケットで大麻を買える日が近い

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現在、アメリカの首都であるワシントンD.C.は、21歳以上の成人は2オンス(約56グラム)までの嗜好用大麻の所持が可能。加えて、最大6株までを栽培することができ、そのうち3株の成熟した大麻の栽培が可能です。しかし、1オンス(約28グラム)までを販売せずに譲渡することが認められていますが、販売は違法です。

ワシントンD.C.の大麻活動家たちは、金曜日に議会で審議される合法化法案(B24-0118)に、小規模な起業家がファーマーズマーケットで大麻を販売できるようにするための修正案を提案しています。

ファーマーズマーケット
地域の生産農家が複数軒集まって、自分の農場でつくった農産物を持ち寄り、消費者に直接販売するスタイルの市場

修正案の内容としては、

  • 住居内で、医療用または嗜好用の大麻を栽培・生産することが可能になるCottage Industry Licenseの発行
  • このライセンス取得者は、製造業者や、小売業者に直接卸売することが可能

このライセンス取得者は、ファーマーズマーケット許可証を申請しなければならず、申請することでワシントンD.C.内のファーマーズマーケットで大麻を販売することが可能になります。小規模ビジネスの方達もライセンスを持っているとこのファーマーズマーケット許可証を得るための申請ができ、マーケットにて販売することができます。

ライセンス取得者は、1日に3人までの成人顧客を抱えることができ、自宅を店舗として使用し、ビジネスを行うことができます。この修正案では、1日に4人以上の成人顧客を抱えた場合、罰せられる恐れがあります。

ファーマーズマーケット許可証は年間250ドル(約28,000円)の契約です。しかし、大麻ディスペンサリーのライセンスを持つ企業のオーナーや従業員は、許可証に申請することができません。

 

DC Marijuana JusticeのAdam Eidinger氏はプレスリリースの中で、「7年前にワシントンD.C.の有権者が承認したInitiative71の意図は、初めからワシントンD.C.において大麻を非犯罪化にし、地元の大麻ユーザーの迫害を終わらせ、小規模ビジネスから大規模ビジネスのディスペンサリーまで、公平で安全かつ手頃な価格の包括的な大麻商取引のシステムを確立することでした」と述べています。

Taichi

大学在学中、日本に居続けることは勿体ないと感じ、オーストラリアに1年間語学留学。その際に、バックパックでニンビンに訪れ、「麻」に出会う。帰国後、日本社会に窮屈さを感じ、「麻」の本質を多くの人に知ってもらいたい思いで情報発信中。

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