バイデン大統領、大麻犯罪者の恩赦を発表し連邦レベルの大麻改革を宣言
今回の声明を発表するバイデン大統領(写真:Screen capture of White House Twitter video)

バイデン大統領、大麻犯罪者の恩赦を発表し連邦レベルの大麻改革を宣言

/

米国大統領であるジョー・バイデン氏は現地時間10月6日、大麻所持で有罪判決を受けた人たちに恩赦を与えるなど、米国の大麻取締法に関する改革をホワイトハウスのプレスリリース大統領自身のツイートで発表しました。

以下は、ホワイトハウスのプレスリリースの全文です。

Statement from President Biden on Marijuana Reform

大麻改革に関するバイデン大統領の声明

As I often said during my campaign for President, no one should be in jail just for using or possessing marijuana. Sending people to prison for possessing marijuana has upended too many lives and incarcerated people for conduct that many states no longer prohibit. Criminal records for marijuana possession have also imposed needless barriers to employment, housing, and educational opportunities. And while white and Black and brown people use marijuana at similar rates, Black and brown people have been arrested, prosecuted, and convicted at disproportionate rates.

大統領選の選挙期間中にも度々述べたように、大麻を使用したり所持しているだけで刑務所に入るようなことはあってはなりません。大麻所持を理由に刑務所に送ることはあまりにも多くの人々の人生を狂わせ、多くの州ではもはや禁止されていない行為のために人々を投獄してきました。また、大麻所持の犯罪歴は雇用、住宅、教育の機会に対して無用な障壁を課してきました。また、白人と黒人と褐色の人々の大麻使用率はほぼ同じですが、黒人と褐色の人々は不釣り合いな割合で逮捕、起訴、有罪判決を受けてきました。

Today, I am announcing three steps that I am taking to end this failed approach.

本日、私はこの失敗したアプローチを終わらせるために、3つのステップを発表します。

First, I am announcing a pardon of all prior Federal offenses of simple possession of marijuana. I have directed the Attorney General to develop an administrative process for the issuance of certificates of pardon to eligible individuals. There are thousands of people who have prior Federal convictions for marijuana possession, who may be denied employment, housing, or educational opportunities as a result. My action will help relieve the collateral consequences arising from these convictions.

まず、私は、大麻の単純所持に関する過去の連邦犯罪の前科をすべて恩赦することを発表します。私は、司法長官に恩赦の証明書を発行するための行政手続きを開始するよう指示しました。 大麻所持の連邦犯罪の前科を持つ人は何千人もいて、その結果、雇用や住宅、教育の機会を奪われる可能性があります。 私の行動は、こうした有罪判決から生じる副次的な影響を和らげるのに役立つでしょう。

Second, I am urging all Governors to do the same with regard to state offenses. Just as no one should be in a Federal prison solely due to the possession of marijuana, no one should be in a local jail or state prison for that reason, either.

第二に、私はすべての知事に対して、州の犯罪に関しても同じことを行うよう求めています。大麻の所持だけで連邦刑務所に入る人がいないように、そのような理由で地元の刑務所や州の刑務所に入る人もいるべきではありません。

Third, I am asking the Secretary of Health and Human Services and the Attorney General to initiate the administrative process to review expeditiously how marijuana is scheduled under federal law. Federal law currently classifies marijuana in Schedule I of the Controlled Substances Act, the classification meant for the most dangerous substances. This is the same schedule as for heroin and LSD, and even higher than the classification of fentanyl and methamphetamine – the drugs that are driving our overdose epidemic.

第三に、私は、保健福祉長官と司法長官に、連邦法における大麻の分類方法を迅速に見直すための行政手続きを開始するよう要請しています。連邦法は現在、大麻を規制薬物法のスケジュールIに分類しています。これは、最も危険な物質としての分類であり、ヘロインやLSDと同じ分類であり、過剰摂取を引き起こすフェンタニルやメタンフェタミンよりもさらに上位の危険物質としての分類です。

Finally, even as federal and state regulation of marijuana changes, important limitations on trafficking, marketing, and under-age sales should stay in place.

最後に、連邦政府と州政府の大麻に関する規制が変更されても、売買、マーケティング、未成年の販売に関する重要な制限は維持されるべきです。

Too many lives have been upended because of our failed approach to marijuana. It’s time that we right these wrongs.

私たちの大麻に対するアプローチの失敗のために、あまりにも多くの人生が狂ってしまいました。今こそ、この過ちを正すときです。

また、バイデン大統領は自身の言葉で今回の声明を動画でも伝えています。

バイデン大統領は、声明発表直後に今回の恩赦の大統領令に署名。(出典:White House Twitter

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

Recent Articles

CBDの抗てんかん作用に腸内細菌が関与か

大麻に含まれる成分CBDは抗てんかん作用を有することで知られており、この成分を高濃度に含有した医薬品「エピディオレックス」による治験が日本でも行われようとしています。ですが、CBDに...

THCAとは?

THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)はTHCの前駆体となる酸性カンナビノイドです。THCAを熱・高温・光などにより脱炭酸させると、中性カンナビノイドであるTHCに変換されます。 そのた...

CBDVとは?

CBDV(カンナビジバリン)は1969年に初めて単離されたカンナビノイドで、天然の大麻草に少量しか含まれていない「マイナーカンナビノイド」に該当します。 CBDVの発見は50年以上も前ですが...

不安

「明日のプレゼンうまくいくかな」 「本番で失敗しないかな」 日常生活や仕事の様々な場面において、私たちは不安を感じる瞬間があります。 基本的に不安によって生活に支障が出ることはありませ...