カナダ:処方箋ドラッグの使用が55%も減少、サイケデリックとの関係性

処方箋ドラッグの使用が55%も減少、サイケデリックとの関係性

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マジックマッシュルームに含まれるシロシビン、メキシコ産のサボテンに含まれるメスカリン、LSD、DMTなどのサイケデリックスを使用することによって、違法なオピオイドの消費が大幅に減少した、と新たな研究結果が発表されました。

薬物乱用障害のある地域住民を対象としたデータを集め、合計3,813人が対象となり、そのうち1,093人が違法なオピオイドの使用を報告し、229人が過去6カ月間にサイケデリックスを使用したと答えました。

 

オピオイド

ケシの実から生成される麻薬性鎮痛剤、また、それによく似た作用のある合成麻薬性鎮痛剤のことである。医療の現場でも度々使われるモルヒネも麻薬性鎮痛剤の一つであり、モルヒネはケシの実から採れるアヘンを生成した鎮痛剤である。
アメリカでは、実際に違法性のあるオピオイドは問題視されており、Mac MillerやJuiceWRLDなど著名人をはじめ沢山の人が命を落としている。

合成オピオイド

実験室で合成された物質で、天然のオピオイド(モルヒネやコデインなど)と同じで脳内の標的に作用して、鎮痛作用(痛みを和らげる作用)を発揮する。
Opioid Data Analysis and Resources / CDC
  • オピオイド
  • 合成オピオイド
  • ヘロイン
  • 一般的に処方されるオピオイド

これは、オピオイドを含むドラッグ過剰摂取による死亡事故のグラフです。まず、2015年頃からオピオイドの使用が急激に増えていることが読み取れます。次に、2017年ごろからヘロインによる死亡事故は減少していますが、オピオイドによる死亡事故は増え続けています。

ヘロインが一番危険なドラッグであるとの認識があるかもしれませんが、もしかしたらオピオイドが最も危険かもしれません。

さて、本題に戻ります。

この研究はカナダのバンクーバーを拠点としており、Journal of International Drug Policy誌に掲載され、「サイケデリックの使用は、毎日オピオイドを使用する割合を55%減少させることと関連していた。」と発表されました。

事実、合法的な大麻の入手とオピオイド使用の減少および過剰摂取による死亡の減少を関連付ける研究は数多くありますが、今回の研究は「サイケデリックの使用と毎日のオピオイド使用の減少を関連付ける初めての研究」であるとしています。

マジックマッシュルームやMDMAなどのサイケデリックスは、重度のうつ病や心的外傷後ストレス障害、依存症などの症状を効果的に治療することができる、メンタルヘルス治療の強力なツールになる可能性があると注目されていますが、この傾向については明確な説明がなく、研究者たちはさらなる研究を求めています。

別の最近の研究では、大麻とサイケデリックを併用した場合、”神秘的なタイプの体験、自我の消失、視覚的変化のスコアが高くなることと関連している “という結果が出ており、今年初めに発表された大麻に関する研究で、大麻の使用は、オピオイドやその他の処方薬への依存を大幅に減らし、生活の質を高めることに関連しているとされています。また、昨年発表された別の研究では、医療用大麻法が活発に施行されている州では、特定のオピオイドの処方率が禁止州に比べて20%近く低下したと判断されています。

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Taichi

大学在学中、日本に居続けることは勿体ないと感じ、オーストラリアに1年間語学留学。その際に、バックパックでニンビンに訪れ、「麻」に出会う。帰国後、日本社会に窮屈さを感じ、「麻」の本質を多くの人に知ってもらいたい思いで情報発信中。

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