米ニューメキシコ州、嗜好用大麻合法化前夜に知っておく法律

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アメリカ ニューメキシコ州では、2021年6月29日(火)より嗜好用大麻が合法化されます。

今回施行される法律について、見ていきましょう。

 

所持

21歳以上の成人は、1度に2オンス(約56グラム)の大麻、16オンス(453グラム)の大麻抽出物、または800ミリグラムの大麻食品を購入し所持することができます。

 

販売開始時期

販売は、遅くとも2022年1月1日に販売免許を発行し、2022年4月1日から販売開始される予定です。

 

販売開始までの合法的な入手方法

販売開始を待つしかありません。州を越えて大麻を持ち帰ることも違法のため、他のすでに販売開始している州で購入することはできますが、自宅に持ち帰ることは許されていません。

 

自宅での栽培

個人使用目的であれば、6株まで。

21歳以上の成人が2人以上いる家庭は、12株まで栽培可能です。

また、自宅での栽培にあたって許可は必要なく、必要になるのは種のみです。

 

公共の場所での大麻使用

使用できません。将来的には、認可された大麻使用エリアを作る計画があります。

 

医療用大麻患者の税金優遇

医療用大麻患者の一定量の大麻には課税されませんが、嗜好用大麻はすべて課税されます。

 

大麻を製造、販売、譲渡するためのライセンスを申請できる条件

21歳以上で、詐欺や横領など業務上の犯罪で有罪判決を受けていない人は、申請する資格があります。その他の犯罪歴がある場合も申請は可能ですが、審査に影響はあります。

 

ライセンスの費用

ライセンスの詳細は協議中です。

現在の提案では、大規模な大麻生産者、製造者、小売業者、大麻試験・研究機関の運営をする業者のライセンス費用は年間2,500ドル、拠点追加ごとに1,000ドルの追加料金、小規模事業者は年間500ドルから複数事業を含むライセンスの場合に最大2,500ドルとなっています。

 

ビジネスライセンスを申請するために必要なもの

全ての大麻事業者は、栽培、製造、販売などをするための施設、金庫や防犯カメラなどセキュリティシステムが必要です。栽培者は、水利権の法的証明が必要です。

 

ライセンスの申請開始時期

申請の開始日は2021年9月1日です。州政府はそれよりも早い7月中旬には開始できるとも伝えています。

 

生産や製造量の上限

大企業向け、小規模事業者向けなど免許によって認められる量が変動します。

 

嗜好用大麻の法律と現在の医療用大麻の法律の連動

医療用大麻事業者は、嗜好用大麻を製造・販売するデュアルライセンスを申請することができます。

また、現在提案されている案では、患者への供給不足にならないように嗜好用大麻の小売業者は、医療用大麻患者のために製品の少なくとも25%を確保することが求められています。

 

地方自治体の大麻に対する権限

市、町、郡は、大麻事業者に対して、認可する店舗の場所や営業時間など、独自の制限を設けることが可能です。しかし、大麻事業を全面的に禁止する権限はありません。

日本人に向けた外務省からの注意喚起

日本では、大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあり、在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。

石井 竜馬

海外の大麻企業(栽培・加工・販売免許を保持して6年目)に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴19年。

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