人種・年齢・性別関係なくみんなで肩を組んでいる写真

JOINT -つながりの話-

幸せって何でしょうか?

 

あるいは幸せに欠かせないものって何でしょうか?

 

今回は “つながり” のお話をさせて下さい。

 

ここでいう ”つながり” とは、お互いを信頼し、存在そのものを認め合っている関係性のことです。

 

つながりは、相手を無条件で受け入れ、信頼することから生まれます。一番分かりやすい例は、親が子供に与える無償の愛です。

 

他人だとそこまでは難しいですよね。ですが、相手を理解しようと努めることはできると思います。そこからはじめて信頼が生まれ、ありのままを受け入れられるようになり、やがてつながりが形成されていきます。

 

信頼で結びついたつながりは、世界中のどんな物質よりも頑丈です。

 

普段意識することは少ないかもしれませんが、強固なつながりは幸せに生きていく上で欠かすことができないものです。

 

本当に辛い状況や悲しい状況に陥った時を想像してみて下さい。

 

例えば、大きな病気になった時。

 

本当に苦しいし、辛い。なぜ自分が、と思う。身体だけでなく、精神面もボロボロになる。いっそ死んだ方が楽なんじゃないかと思うかもしれません。

 

そんな時、つながりは真価を発揮してくれます。

 

あなたのそばに寄り添い、苦しみや悲しみを分かち合おうとし、優しく包み込んでくれます。

 

なので病気が辛くとも、真の意味で幸せを失うことはないと思います。

 

どんな高級車も高級住宅も、1つの強固なつながりがもたらす幸せには及びません。

 

しかし残念なことに、現代の社会ではこのつながりが圧倒的に不足しています。

 

代わりに、別の誤ったつながりが増えてきています。

 

例えば、お金で作られるつながり。

 

欲望で作られたつながりほど、脆弱なものはありません。

 

一時的な幸福はもたらされるかもしれませんが、いざという時にはあっさり崩壊し、孤独に追いこまれるでしょう。

 

一番危険なのは、共通の敵を作り、つながりを生み出すことです。

 

最も身近な例が、普段何気なく言っている悪口です。仲間内で愛情を込めて言う悪口とは別のものです。

 

この悪口は、対象となる人を共通の敵とみなそうとする心理から生まれています。これがひどくなると、いじめに発展していきます。

 

他にも、ネットやSNS上における誹謗中傷。はじめは個人単位ですが、周囲がそれに同調することでつながりを形成し、どんどん過熱していきます。

 

どちらにも共通しているのは、そこに相手側の気持ちが存在していないということです。自分のつながりを優先することで、相手が傷つき悲しむということが、意識から消え去っています。

 

敵を作る行為は、また新たな敵を生み出すことにつながります。その世界に信頼関係はなく、永遠に平穏は訪れません。

 

またこの誤ったつながりは、敵だけでなく、周囲の仲間や自分にも被害を与えてしまいます。

 

狭い思考の中に閉じこめられてしまい、みんなと違うことを言えなくなってしまうんですよね。

 

すると、辛い時・苦しい時に気軽に相談しにくくなります。自分も批判されるのではないかという恐怖感を抱き、悩みを抱えたまま生きていくことになります。そしてある日、明るくふるまっていたはずの人が、突如自殺する・・間違ったつながりは、こういった悲しみを招きます。

 

もしかしたら、このようなつながりが生み出した最悪の結果が、戦争なのかもしれません。

 

相手のことを考えないからこそ、人の命を奪い、恐怖で震え上がらせ、地獄のような生活を強いることができるのではないでしょうか。

 

自分たちのつながりを考えるのみで、その一方で誰かが不幸になることをいとわない。

 

世界が本物のつながりで結びついていれば、そもそも核兵器なんて存在する必要はありません。

 

悲しいことに、世界は ”つながり” ではなく、 ”敵” を意識しているのでしょうか。

 

核の保有は、まるで偽りのつながりを象徴しているかのように見えてしまいます。

 

では、どうすればこの時代において、本物のつながりを作っていくことができるのでしょうか。

 

きっとその答えは、一人ひとりにしかありません。

 

一人ひとりが目の前の人に心を開き、理解し、受け入れようと努めること。そこから信頼が生まれ、強固なつながりが誕生するのですから。

 

敵を作る必要なんてありません。

 

普通という概念を取っ払い、違いを尊重する。

 

みんな味方でいいじゃないですか。

 

真に平和や幸せを望むのであれば、悪口や批判なんて必要ないのですから。

 

単なる理想論かもしれません。悪い人がいるのも事実だし、世の中そんな単純ではありません。

 

ですが、これを単なる理想とあざ笑うのか。

 

それとも、ちょっとでも理想に近づけるように心がけてみるのか。

 

どちらの方があたたかい社会につながるでしょうか。

 

まずは自分から、です。

 

一人ひとりが行動に移すことで、つながりの母数が増えていきます。

 

つながりの母数が増えれば増えるほど、少しずつ社会は幸福に包まれていくと思うんです。

 

病気や障がいのある人だって、生きやすくなっていきます。

 

悲しみや暴力も減っていくはずです。

 

一人ひとりの心がけはやがて1つの大きな “JOINT(つながり)” となり、世界を救うと信じています。

廣橋 大

麻マガジンライター。看護師国家資格保有者。2021年より大麻の情報発信に携わる。

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