FBI(Federal Bureau of Investigation:連邦捜査局)は、捜査官志望者の大麻使用に関する雇用規定を緩和しました。
合法化を進める米国の州が増え続ける中で、大麻合法化運動がアメリカ連邦政府にも影響を与えていることを示す最新の兆候の一つです。
FBIが新しく更新したサイトの求人情報によると、「捜査官候補者は、採用申請日1年以内に、国内国外いかなる場所でも、天然・合成を問わず、大麻を使用してはならない」とされています。
今回の変更があるまでは、過去3年以内に大麻を使用していないことが条件となっていました。
更に「捜査官候補者が18歳の誕生日を迎える前に大麻を使用していても、FBIの雇用には不適格ではない 。ただし、審査担当者は、全人格的な概念を用いて候補者を評価する。」という事項も追加されています。
今回の大麻使用に関する雇用規定の方針変更についてFBIは正式な発表をしていませんが、FBIシカゴ支局が本日Twitterに投稿したツイートの中で言及されています。
(FBIシカゴ支局ツイートの翻訳)
FBIは、薬物のない社会と職場を目指しています。採用及び薬物に関する方針を常に見直すことで、最も優秀な候補者を継続的に採用しています。大麻ポリシーの最近の変更が、候補者としてのあなたに影響するかどうかについてはこちらをご覧ください。:ow.ly/dUIY50Fr3HL
#FBI is firmly committed to a drug-free society and workplace. Constant review of our hiring and drug policies ensures that we continue to attract the most qualified candidates. To learn if recent changes to our marijuana policy affect you as a candidate: https://t.co/iY5D3rXPfs pic.twitter.com/7eg7lPhSHP
— FBI Chicago (@FBIChicago) July 7, 2021