米国麻薬取締局がコカイン由来物質[18 F]FP-CITを規制物質法のすべてのスケジュールから削除

米国麻薬取締局がコカイン由来物質[18 F]FP-CITを規制物質法のすべてのスケジュールから削除

米国麻薬取締局(DEA)がコカイン由来の物質を規制物質法(CSA)のすべてのスケジュールリストから削除し、刑事及び民事上の罰則を完全に取り除くことを提案しています。

11月4日に公開された連邦官報に掲載された通知の中で麻薬取締局は、[18 F]FP-CIT(化学名: [18 F]N-ω-fluoropropyl-β-CIT; fluorine-18-N-3-fluoropropyl-2-beta-carbomethoxy-3-beta-(4-iodophenyl)tropane; [18 F]fluoropropylcarbomethoxy nortropane)はパーキンソン症候群が疑われる成人患者の評価を補助する診断用物質として採用されており、PET検査に使用されていることを指摘しています。

申請は、2018年6月にAdvanced Imaging Projects社が提出。米国麻薬取締局が申請を受理したのは2018年11月。

その後、麻薬取締局は数ヶ月かけて情報を収集し、2019年5月に科学的・医学的評価をするという結果と規制物質リストからの削除要請を保健福祉省(HHS)に送付。

保健福祉省は、米国食品医薬品局(FDA)や国立薬物乱用研究所(NIDA)と共同で調査をし、2021年4月に規制物質リストのどこにも該当しないと結論付けました。

麻薬取締局は、米国食品医薬品局の科学的・医学的評価とこの物質の乱用の可能性、正当な医療用途、依存性に関する知見に基づき、保健福祉省が[18 F]FP-CITを規制物質リストのすべてのスケジュールから削除するよう勧告したと述べています。

保健福祉省が審査の際に考慮した8つの要素は以下の通りです。

1)物質の実際のまたは相対的な乱用の可能性
2)物質の薬理効果に関する科学的証拠
3)物質に関する現在の科学的証拠
4)物質の乱用の歴史と現在のパターン
5)乱用の範囲、期間、重要性
6)公衆衛生へのリスク
7)精神的または生理的な依存のリスク
8)その物質が 規制物質法で規制されている物質の直接の前駆体であるかどうか

保健福祉省がこの物質がいくつかの評価において「コカインよりも強力であると思われる」と判断したにも関わらず、すべてのスケジュールからの削除と結論付けています。

しかし、大麻に関してはこのプロセスで申請を何度繰り返し行っても最も危険で医療効果のない物質であるスケジュールIのままとなっています。

また、今回の通知は、12月6日までパブリックコメント期間が設けられています。

石井 竜馬

海外の大麻企業(栽培・加工・販売免許を保持して6年目)に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴19年。

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