嗜好用大麻 | 合法 |
医療用大麻 | 合法 |
1975年に大麻が非犯罪化されたことを皮切りに犯罪化と非犯罪化を繰り返しているなど、大麻合法化の長い歴史を持つアラスカ州ですが、今後再度法律が変更される可能性もあります。
アラスカ州の議員たちは、新型コロナウイルスのcovid-19パンデミックに対応するために大麻のデリバリーサービスを2020年に許可しましたが、大麻輸送が連邦法に抵触するとしてその後廃止しました。
また、コロナ禍により、カーブサイドピックアップやオンライン販売などの緊急規制が導入されました。当初は緊急規制として署名されましたが、これらは継続的に利用されています。
※カーブサイドピックアップとは、オンラインで事前注文をした後、店舗の駐車場まで取りに行くと、店のスタッフがピックアップ済みの商品を、車のトランクに積み込んでくれるサービス
アラスカ州の嗜好用大麻の法律
2015年 合法化
2016年 販売開始
21歳以上の成人が対象
所持
最大1オンス(約28グラム)の購入・所持が可能
最大4オンス(約113グラム)までの自宅での保管が可能
栽培
最大6株まで。一度に開花させるのは3株まで可能
アラスカ州の医療用大麻の法律
1998年 合法化
現在、医療大麻カード保持者(患者または介護者)は、1オンス(約28グラム)までの医療用大麻を入手、購入、栽培、所持が可能
自宅で6株の栽培をすることも可能。
アラスカ州の医療用大麻の疾患条件
ガン
緑内障
HIV
激しい痛み
重度の吐き気
痙攣やてんかん
持続的な筋痙攣
多発性硬化症
その他の疾患については、州への申請が可能です。
日本人に向けた外務省からの注意喚起
日本では、大麻取締法において、大麻の所持・譲受(購入を含む)等については違法とされ、処罰の対象となっています。この規定は日本国内のみならず、海外において行われた場合であっても適用されることがあり、在留邦人や日本人旅行客におかれましては、これら日本の法律を遵守の上、日本国外であっても大麻に手を出さないように十分注意願います。