睡眠向上のための大麻成分「CBN」

本記事にたどり着いた方の多くは睡眠の際にCBD(カンナビジオール)を試したことがあるでしょうか。

CBDはとてもリラックス効果がありますが、CBN(カンナビノール)はあなたを最高の睡眠へ誘うことに対してはもっと優れているかもしれません。

 

CBNの作用

CBNとCBDはどちらも抗不安作用がありますが、作用の仕方は異なります。

CBDはオピオイド受容体、ドーパミン受容体、セロトニン受容体に作用するのに対し、CBNはCB1受容体と結合します。

CB1に結合する他のカンナビノイドであるTHCと同様に痛みや炎症、吐き気を抑えたり、抗菌作用があります。しかし、THCのような精神活性作用はなく通常の摂取量ではハイになることはありません。

 

CBNの睡眠に対する効果

大麻の科学技術企業Steep Hill社によると、CBNは現在知られているカンナビノイドの中で最も強い鎮静作用を持っているそうです。

Steep Hill社は以前、2.5~5mgのCBNを摂取すると、5~10mgのジアゼパムと同じレベルの鎮静作用があると報告。ジアゼパムは、日本でも処方箋により処方される抗不安、抗痙攣、催眠鎮静薬です。

Steep Hill社はその後「更なる研究が必要」としてジアゼパムへの言及を削除しましたが、CBNは他のどのカンナビノイドよりも強い鎮静作用があり、THC、CBD、CBG、CBCなどよりも不眠症に対する効果が高いと述べています。

追記
当初Steep Hill社は上記のように「CBNは不眠症の治療において有望な補助剤である」と報告していましたが、現在は「いくつかの小規模な試験の出現により鎮静性は認められず、更なる研究が必要であり、現段階のエビデンスではCBNは痛みや炎症を抑え、抗菌作用がある一方で、精神作用はほとんどないためデルタ9THCに代わる治療法として期待されています」と述べています。

鎮静作用についてのデータに変化はありますが、実際のところ消費者の多くが効果を感じるため大麻業界には睡眠促進を目的としたCBN製品が多くあります。

International Cannabis and Cannabinoids Institute(国際大麻カンナビノイド研究所)の所長であるDr. Ethan Russo(イーサン・ルッソ博士)によると、大麻が古くなり酸化するとTHCからCBNに変化が起きるが同時にテルペンも変化しており、熟成したテルペンの鎮静効果である可能性が高いと述べています。

まだまだ正確に何がCBN摂取で眠気を起こしているのか判明しておらず、研究が進んでいないカンナビノイドでもあるため、今後明かされていくでしょう。

 

より良い睡眠のために

睡眠は私たちが生活する上で不可欠な活動です。しかし、不眠で悩む方はどんどん増えるばかりです。

運転中についつい眠ってしまうなど、疲れが取れていないことは危険や命を失うことにも繋がります。

より良い睡眠を得るためには、健康的な食事や十分な運動、太陽を浴びる、布団やベッドに入った後に電子機器を使わないことも大切です。

質の良い睡眠を取ることで、より良い毎日へ繋がりますように。

良い夢を。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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