鶏の飼育からヘンプ栽培への転換を遂げた農家

「破壊と死」から「創造と成長」へ

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動物保護団体「Mercy For Animals」は、人間が食べるために行なっている動物の屠殺の残虐性を伝え、このような人間の行為に終止符を打つために活動をしています。

その活動の一つ「Transfarmation Project」では、食肉用の動物の飼育から作物の栽培への移行支援を行なっており、鶏からヘンプへ転換を遂げた麻農家の紹介をしています。

米国テキサス州のハレーファーム(Halley Farm)では30年間鶏の飼育を行なってきました。1年に6回の生産をし、1回の生産ごとに192,000羽を飼育してきましたが、鶏からヘンプへの移行支援を受け、動物を殺すことから植物を育てることへ移行しました。

ハレーファームのエバン・ペンハシ(Evan Penhasi)氏は、「鶏舎があった頃は悩み、怒り、心が折れていましたが、植物を育てることで喜びを感じ生き生きとしています。心が洗われるようです。他に言いようがありません。これを愛さないわけにはいきません」「鶏の飼育から大麻栽培へ移行したこの一連のプロセスは、長い間絶望していた家族を、繋がりのある親密なものに変えました」と語っています。

ハレーファームのデヴィ・デニー(Devvie Deany)氏は、「第一に、恐れてはいけません。恐れは私たちを変化から遠ざけ、何ヶ月も、何年も、もしかしたら一生、何かに囚われ、必要のない苦難や苦痛を経験することになります。恐怖心を捨て、新しいことを学ぶことに前向きになれば、助けを借りることができます。みんなで一緒に乗り越えていけるのです」と語っています。

最初の収穫を終えた際には、鶏舎をヘンプの保管・乾燥スペースとして再利用しました。今後は、この鶏舎を利用して、加工施設や屋内栽培施設も立ち上げる予定です。

動物保護団体Mercy For Animalsの代表リア・ガルセス(Leah Garcés)氏は、「12棟の鶏舎があり、かつては何万もの苦しんでいる動物たちを収容していましたが、今では大麻を乾燥させるために使われています」「破壊と死ではなく、創造と成長です」と語っています。

昨今、社会的責任を果たすために、様々な分野の企業が植物由来の原材料へ切り替えています。Transfarmation Projectは、このような世界トレンドと畜産農家を結び、より良い世界を作るために活動しています。

その中でも「ヘンプ」は、ほとんどの土壌で育ち、生育中の水の消費量も少なく、CO2を吸収することができる植物であり、収穫後は栄養価の高い食品として、繊維として、建材としてなど、様々な利用用途があります。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外のヘンプ企業・医療用大麻企業に投資家として関わる。コロナ騒動を機に日本で山暮らし開始。標高1,000mの地で井戸を掘り、湧き水と共に農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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4 Comments

  1. ゆっくり ゆっくり根付くように拡がっていけば助かる人々が増える事でしょう。

  2. 世界から最も遅れた国、日本でもこのようなことが起きないかと…。日本会議は大麻は大嫌いだろうけど。

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