日本人に馴染みの深いスポーツの一つ「野球」
野球は2008年北京オリンピック以来、オリンピック競技からは外れていましたが、東京オリンピックで3大会ぶりに復活。
日本代表は「侍ジャパン」として、注目されており6カ国での戦いが7月28日より繰り広げられます。
東京オリンピック野球種目
グループA
日本、メキシコ、ドミニカ共和国
グループB
韓国、アメリカ、イスラエル
そんな中、米国のMLB(メジャーリーグベースボール)に多くのスター選手を輩出し、2013年WBCでは優勝を果たすなどタレントの宝庫として知られているドミニカ共和国のディエゴ・ゴリス(Diego Goris)選手が6月26日にメキシコ・プエブラで行われた世界最終予選の後に大麻成分の陽性反応が検出され、東京オリンピックへ出場できないこととなりました。
ドミニカオリンピック委員会とドミニカ野球連盟は、東京五輪から本格的にドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)から通知を受け、発表をしました。
「この状況を後悔しています。東京オリンピック組織委員会から許可が出れば出場選手登録を変更したい」と表明しています。
ディエゴ・ゴリス選手は、オリンピック予選において攻撃守備共に優れた活躍をしていました。
また、MLB(メジャーリーグベースボール)では、2019年に禁止物質リストから大麻を削除しています。
日本のライバル韓国チームでは、2018年のジャカルタ・アジア大会や東京五輪予選を兼ねた2019年の国際大会プレミア12にも出場していた朴珉宇(パク・ミンウ)選手が、政府発表の会食は4人までというルールを破り、7月5日にホテルの部屋で6人で飲酒していたことを韓国メディアが報道し、7月15日に東京オリンピック出場を辞退しています。
大麻や会食が理由でこれ以上の出場不可、出場辞退者が出ないことを祈るばかりです。
今回のドミニカ共和国代表には、日本人にも馴染みのある現在巨人で活躍しているC.C.メルセデスやエンジェル・サンチェスに加え、元中日のラウル・バルデス、元巨人のホアン・フランシスコといったNPB(Nippon Professional Baseball)経験者も名を連ねています。
日本のNPB開催を7月19日から8月12日までの約1ヶ月間中断し、ベストメンバーで挑むオープニングラウンドは7月28日開幕です。
■2021年7月28日 福島あづま球場
ドミニカ共和国 対 日本(12時~)
■2021年7月29日 横浜スタジアム
イスラエル 対 韓国(19時~)
■2021年7月30日 横浜スタジアム
メキシコ 対 ドミニカ共和国(12時~)
アメリカ 対 イスラエル(19時~)
■2021年7月31日 横浜スタジアム
日本 対 メキシコ(12時~)
韓国 対 アメリカ(19時~)