マイク・タイソンが大麻ブランド「Tyson 2.0」を販売開始へ

マイク・タイソンが大麻ブランド「Tyson 2.0」を販売開始へ

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アメリカ合衆国を代表とする世界的有名な元プロボクサー、「地球上で最強、そして最高の男」と称されるマイク・タイソン氏。現役時代は、WBA・WBC・IBFのヘビー級統一王者となり、現在は「タイソン農園」と呼ばれる大麻農園を経営しています。

マイク・タイソン氏は、大麻は自分を「別の人間」にしてくれると語っており、精神的・肉体的な救済を求める人々を助けるために新たなブランドの展開を開始します。

米国内16州に99のディスペンサリー、31の栽培・製造施設を運営しているコロンビア・ケア社とパートナーシップを結んで大麻ブランド Tyson 2.0 を発売することをプレスリリースで発表しています。

Tyson 2.0

「大麻は、私の人生において常に重要な役割を担ってきました。Tyson 2.0の私のビジョンは、高品質の大麻製品を提供することです。Tyson 2.0のメンバーのリーダーシップによりTyson2.0ブランドの製品は市場の期待を上回るものになると確信しています。私を良い方向に変えてくれた贈り物を、同じように救いを求めている人たちと分かち合いたいのです。コロンビア・ケア社の協力により、多くの人々に探し求めていた高品質の大麻製品を届けることができます」とタイソン氏は述べています。

Cannabis Benchmarks社のデータによると、11月の米国における1オンス(約28g)の大麻の平均価格は82ドルです。

Tyson 2.0は、人気の高い品種「Maui Wowie」をはじめとする様々な品種を1オンス89.95ドルで販売します。Tyson 2.0は、今後数カ月のうちに、プレロールや3.5グラムの大麻が入った瓶を販売する予定です。

Tyson 2.0のCEOであるアダム・ウィルクス氏は「マイクが承認しない限り、製品を市場に出すことはありません」と述べています。タイソン氏のお気に入りの品種は、Sour DieselとThe Toadのようです。

現在では数多くのセレブリティが大麻ブランドを立ち上げています。レゲエのレジェンドBob Maleyの家族は、2016年にMaley Naturalという大麻ブランドを設立。ニューヨークが生んだカリスマラッパーJay Zも大麻ブランドMonogramを2020年に発売。最近だと、Justin Bieberも自身の曲でもあるPeachesを大麻ブランドとして販売を開始しています。

Taichi

大学在学中、日本に居続けることは勿体ないと感じ、オーストラリアに1年間語学留学。その際に、バックパックでニンビンに訪れ、「麻」に出会う。帰国後、日本社会に窮屈さを感じ、「麻」の本質を多くの人に知ってもらいたい思いで情報発信中。

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