宇宙へ行ったAmazon、次は大麻へ

写真:Blue Origin

Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏が、同じく自身が創業した航空宇宙企業ブルーオリジン(Blue Origin)が自社開発した「ニューシェパード」に乗り日本時間7月20日午後10時12分に宇宙旅行へ出発、その後無事に帰還しました。

ベゾス氏は「人生で最良の日」と感動をもらしました。

左からマーク・ベゾス、ジェフ・ベゾス、オリバー・デーメン、ウォーリー・ファンク / 写真:Blue Origin

宇宙への進出で話題となったAmazon、次は大麻の分野にも進出

宇宙進出を成し遂げたAmazonですが、次は「大麻」という新たな分野に乗り出そうとしているようです。

先月、Amazonは従業員に対して大麻使用検査を廃止することを正式に発表し自社サイトにも掲載をしています。

Update on our vision to be Earth’s Best Employer and Earth’s Safest Place to Work

地球で最高の雇用主であり、地球で最も安全な職場になるという私たちのビジョンを更新します

同時に、Amazonは、連邦レベルでの大麻合法化法案を支持しています。

(現在米国では州法でマリファナを地域的に合法化や非犯罪化、連邦法では違法)

そして現在、世界最大のオンライン販売業者であるAmazonが、大麻に関する活動に豊富な資金を投入する準備が整ったことを示す兆候が現れています。

7月20日に発表されたPOLITICO誌の記事によると、AmazonがすでにワシントンD.C.での大麻に関する議論に参加していることを明らかにしました。これは、Amazonの関係者と話をした大麻合法化に向けたロビー活動を行なっているロビイストや支持者の証言によるものです。

ロビー活動とは、特定の主張を有する個人や団体が政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動。ロビー活動を行う人物や組織をロビイストと言う。

さらにAmazonは、他の企業や議会に対し合法化を支持するよう説得することに関心を持っているようで、「Drug Policy Alliance」「National Organization for the Reform of Marijuana Laws」「Canopy Growth」を含む多くの大麻改革推進団体が連邦法の大麻政策について議論するためにこの1ヶ月の間にAmazonの関係者と会ったと述べています。

Amazonは莫大な資金力、影響力を保持し、反対派議員をも動かすような力があると言われており、Amazonの動きは気になるところです。

Amazonがもたらす資金と影響力は、ロビー活動にとって大きな助けとなりますが、同時に何らかの形で将来、大麻業界に参入する計画があることを暗に示しており、大企業有利な大麻の連邦法改正となる可能性があるという不安もあります。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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