大麻の作り話を終わらせるジャマイカの大麻教育キャンペーン
ジャマイカ・ネグリル・セブンマイルビーチ

大麻の作り話を終わらせるジャマイカの大麻教育キャンペーン

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ジャマイカ政府は、大麻についての事実に基づいた正しい情報を得られるようにする「Good Ganja Sense」と名付けられたキャンペーンを始めており、今週月曜日に教育目的のウェブサイトをジャマイカの保健福祉省が公開しました。

国務大臣のジュリエット・カスバート・フリン(Juliet Cuthbert-Flynn)氏は、このウェブサイトはジャマイカ人のガンジャ・リテラシー向上を目的としていますとプレスリリースで述べ、「デジタルの世界では人々は自分で情報を探します。その情報は嘘かもしれないし、本当かもしれません。多くの誤った情報が広く伝わってきましたが、今日から私たちは正しい情報を発信することができます」と伝えています。

その一環として「マリファナを使用すると怠け者になる」「もっと危険な薬物を求めるようになる」などの作り話を覆すコーナーをウェブサイト内に設けています。

” BURN GANJA Myths(大麻の作り話を燃やし)”

” GO WITH THE Science(科学を追求しよう)”

とバス広告を使用して、呼びかけています。

また、麻薬取締局の資料の大麻の過剰摂取によって起きた死亡事故はこれまでに1件も報告されていないことを引用し、「ありがとう、麻薬取締局」とウェブサイト内で伝えています。

下記の動画は、ジャマイカ政府が作成した今回のキャンペーンのガンジャソングとなっています。

政府が作ったとは思えないセンスの良さっ!

GOOD GANJA SENSE

GOOD GANJA SENSE

WE HAVE MANY USES FOR THE CANNABIS

GANJA CAN BOOST LIVES

 

ジャマイカでは、医療用大麻を合法、嗜好用大麻を非犯罪化しています。

宗教的使用の目的の場合は明確に合法化されており、ラスタファリの人々は栽培や所持が無制限に許可されていますが販売は禁じられています。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

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