「B2B」とは?
Business to Business(企業が企業に対して行う取引)。他には、「B2C:Business to Consumer(企業が個人に対して行う取引)」「C2C:Customer to Customer(個人が個人に対して行う取引)」などがある。
ギフト、家庭用品、雑貨、スポーツ、設計、建築、食品、ヘルスケア、ジュエリー、テクノロジーなど数多くの産業のB2Bイベントを年間140以上開催、16のメディアを運営、190万人以上の顧客を抱えブランドと小売バイヤーを繋ぐプラットフォームを展開し、ニューヨーク証券取引所にEEXとして上場しているエメラルドホールディングス社(Emerald Holding Inc)が米国の大麻業界で歴史のあるB2B向け展示会「MJBizCon」「The Emerald Conference」や「MJBizDaily」「Hemp Industry Daily」「MJBiz Magazine」などの大麻メディアを運営しているMJBiz社を買収したことを1月4日に発表しました。
エメラルド社は、買収完了時に初期対価として1億2,000万ドル(約140億円)を支払い、2022年のMJBiz社の業績に応じて将来的に追加で支払う可能性があります。
2021年のMJBiz社の収益は約2700万ドル(約31億円)で、パンデミック前の水準に近いものでした。
2021年10月に開催されたMJBizConでは、出展企業1200社以上、有料登録参加者18,000人以上を含む参加者27,000人を集めた米国大麻業界最大手の展示会です。
MJBiz社は、大麻業界をリードする展示会に加えて、大麻業界のビジネスにおける主要な情報源でもあります。
CEOのクリス・ウォルシュ(Chris Walsh)氏、イベント・セールス担当上級副社長のジェス・タイラー(Jess Tyler)氏、コンテンツ・視聴者開発担当上級副社長のパム・ムーア(Pam Moore)氏を含むMJBiz社の経営陣は引き続き事業の運営を指揮し、共同設立者のカサンドラ・ファリントン(Cassandra Farrington)氏とアン・ホランド(Anne Holland)氏は今後もビジネスに関する相談に応じます。
MJBiz社共同設立者カサンドラ・ファリントン氏は、「私たちの組織は当初、ディスペンサリーのオーナーがより良いビジネスを行うための支援サービスのために設立され、今日では大麻産業の主要な商業リソースとしての地位を確立するまで大規模な成長を遂げてきました。より大きな組織に統合することはMJBizの成長を次の段階に進めるための正しいステップとなります。エメラルド社を選んだのは、彼らが私たちのブランドのユニークな側面を明確に評価し、業界の拡大に貢献することを約束してくれたからです」と述べています。
エメラルド社の社長兼CEOであるエルヴェ・セドキー(Hervé Sedky)氏は、「今回の買収は、エメラルド社にとって変革をもたらす重要なステップであり、365日お客様のビジネスを進化させ、成長させるという当社のコミットメントを明確にするものです」と述べています。
source Business Wire