SNSは現在、あらゆる分野において顧客や潜在的な顧客との繋がりを作るための重要なマーケティングツールとなっています。
更に、コロナ禍となりこれまで以上にSNSをスクロールしている時間は長くなっておりSNSの重要性は高まっています。
大麻業界も例外ではなく、生産者や小売業者など各ブランド、インフルエンサーが様々なSNSプラットフォームを利用しています。
その中で、月間アクティブユーザー世界で10億人、日本国内で3,300万人と言われている写真系SNS「Instagram」
そのInstagramが大麻関連のコンテンツ投稿者を狙い、利用規約に違反しているとしてアカウントの一時停止やアカウントの削除を突然行い、大麻ブランドSNSマーケティング担当者やインフルエンサーを悩ませています。
LA在住で現地のカンナビス情報を日本語で届けてくれている貴重な存在「Blue Dreamz」さんもこのようにTwitterに今月投稿していました。
インスタが大麻系コンテンツばんばん消していってます。。。
— bluedreamz (@bluedreamzla) August 2, 2021
アメリカの大麻インフルエンサーのアカウントも続々とシャットダウンしてるしアルゴリズムいじりまくり
Twitter様もっと頻繁にお世話になります🙏🏼 pic.twitter.com/KrTGxX5qMV
大麻製品の販売ページとはリンクさせない、ハッシュタグ(#)に大麻関連ワードを入れない、大麻のバッズの写真を入れないなどアドバイスをしている方もいますが、具体的にどの部分が利用規約違反に当たり削除をされているのかは、噂になっていることはあるものの正確には分かっていません。
同じような投稿をしていても、削除されているアカウント、そのまま使用できているアカウントが存在します。
また、アメリカではSMS(ショートメッセージサービス)マーケティングもよく利用されていますが、大手携帯電話会社のVerizon、AT&T、T-Mobileは今年顧客をスパムから守ることを目的に利用条件を変更しましたが、全ての顧客にメッセージを送信できないという事象が大麻事業者の中で相次いでいるようです。こちらもどのような基準でフィルタリングをしているのかは分かっておらず、誰が大麻ビジネスを有利に展開できるかを制限する門番がいるようなものだと筆者の私の耳にも不満の声が聞こえてきています。
このような状況に対して現在までのところ明確な解決策はなく、他のSNS等でも同様のことが始まる可能性があります。
CBDを始め日本の大麻関連事業者やインフルエンサーにおいてはこのようなことは起きていませんが、いつ起こるかは分かりません。
1つのSNSに依存しない、可能であればSNSのみで完結せず自社管理のプラットフォームを用意しておくなど対策をしておくと良いのではと考えています。
最後に、先ほどご紹介した「Blue Dreamz」さんのInstagramのメインアカウントが削除されてしまったようです。
多くの人がこの削除は間違いであると送信することで、アカウントが戻る望みがあるそうなので情報を共有いたします。
ブルドリのメインのIGアカウントが消されました😭
— bluedreamz (@bluedreamzla) August 24, 2021
自分が何者かということを隠すづらい、あのプラットフォームで大麻を発信することに大きな意味があると思って活動しております
あなたの大切な3分をください😖
レポートのご協力お願いします>_< pic.twitter.com/wC8A84jCgS