CBNの用途はヘルスケアが91.1% / 救急搬送などの健康被害は認められない

CBNの用途はヘルスケアが91.1% / 救急搬送などの健康被害は認められない

- CBN利用者を対象とした国内初のオンライン調査

株式会社VMC / VapeMania(本社:東京都台東区、代表取締役社長:中川智裕)はこの度、カンナビノイドの一種であるカンナビノール(CBN)に関するオンライン調査を実施しました。

CBNとは、ヘンプ(大麻草)から得られる天然由来のカンナビノイドの一種でありアメリカなどの先進諸国で、精神活性の乏しい成分として睡眠改善やリラクゼーション目的のサプリメントとして広く流通しています。日本国内においても、CBNは2020年から流通が始まっていますが、具体的にどのような用途で用いられているか、および安全性などに関する調査はこれまでに行われたことがありませんでした。

そこで今回、当社はメールマガジンとSNSを使用し、CBN使用実態に関するアンケート調査を実施し120名のユーザーから回答を得ましたので、その概略について報告します。

調査実施期間:2023年10月21日(土)〜11月20日(月) 

調査対象:過去にCBNを一度以上使用したことがある方、およびその代理人

調査方法:Google フォームを用いて作成した無記名の調査フォームをSNSおよび当社メールマガジンを用いて拡散・回答を依頼

調査結果:回答者の年齢は20代〜60代に分布し中央値は30代、性別は男性が70.8%、女性は29.2%でした。

CBNの用途としては50%がヘルスケア目的、8.9%がレクリエーション目的、41.1%がその両方と回答しました。

ヘルスケア上のメリットとしては睡眠の改善(48.7%)、リラクゼーション(26.7%)、不安の改善(13.9%)の順に多く挙げられました。

レクリエーションの用途としては、音楽鑑賞(47.6%)、リラクゼーション(28.5%)が多く挙げられました。

一方でCBNを使用した際に、望まない症状を経験したことがあると回答したのは全体の25.8%でした。具体的な内訳としては、酩酊感、不安、etcなどが挙げられました。重症度に関してはいずれも病院受診を要しない程度であり、救急搬送や入院加療が必要となった例は認められませんでした。

まとめ:本調査は日本国内におけるCBN使用実態に関する初の横断調査であり、使用者の多くがヘルスケア目的で使用していることが明らかになりました。安全性に関しては一部のユーザーで軽度の望まない効果が認められるものの、医療機関へ加療を要するほどの問題は生じていない実態が示されました。

CBNの販売に関して、当社は年齢認証の確認、ならびに使用法などについての注意喚起の徹底を心掛けております。今後も重大な事故などを引き起こすことの無いよう、より一層の安全管理に配慮することを御約束いたします。

日本国内において健康維持のためのサプリメントとして安全な活用が継続されることを当社としては願っております。調査の詳細については追って学術誌、学会等にて報告する予定です。

利益相反について:当社はCBN製品の製造・販売事業に従事しています。

謝辞:本調査の実施においてご協力頂きましたユーザーの皆様、および監修を頂きました一般社団法人Green Zone Japan代表理事の正高佑志先生に御礼を申し上げます。
一般社団法人Green Zone Japan:https://www.greenzonejapan.com/

VapeMania

VapeManiaは2017年より、アジアで初のCBD Dispensary Storeを開業。現在は上野本店と恵比寿店の実店舗2店の運営。無料で商品をお試し、カンナビノイド利用についての相談を承ってます。オンラインでは、オリジナルサイト・楽天・Amazon・Yahooショッピングなどを展開。「人生を楽しんでいただく」をコンセプトにしたオリジナル商品群では、CBNの商品も幅広く取扱いし、多くのお客様に支持されています。

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