犬は人間の排泄物から大麻を摂取し、危険な状態に陥る可能性がある

犬は人間の排泄物から大麻を摂取し、危険な状態に陥る可能性がある

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大麻を吸った人間の排泄物を食べることで、大麻による酩酊作用が原因で危険な状態に陥る犬がいるという研究結果が発表されました。

驚くべきことに、犬にとって排泄物を食べるという行動は本能で、自然界ではごく普通で当たり前のことです。オーストラリアの研究チームは、その犬の本能が原因で危険な状態に陥るかもしれないというケースを発見しました。研究チームは、犬の飼い主に注意を促しています。

Australian Veterinary Journalに掲載されたこの研究では、2011年から2020年にかけて、オーストラリアのメルボルンで人間の排泄物を摂取した疑いのある犬、または摂取したことが確認された犬のうち、THCによる中毒が15例確認され、調査が行われました。

検査された犬たちは、協調性の欠如、瞳孔の拡張、尿失禁、昏睡などの症状を呈し、そのうちの8匹の犬たちの尿検査を行ったところ体内からTHCの代謝物が検出されました。

しかし、犬にとって、必ずしもTHCが毒であるという明確な根拠はなく、理由として、人間の排泄物にどれくらいのTHCが含まれていたか定かではない、かつ、犬がどれくらいの量の排泄物を摂取したか定かではないからです。

犬は人間よりもカンナビノイド受容体の数が多く、犬はTHCに対して人間より敏感であると説明しています。

今回の研究では、ほとんどの犬が地元の公園で排泄物を摂取したようですが、他の犬はビーチやキャンプ場、遊歩道などで排泄物を摂取した模様です。

研究結果によると、「今回の件に関わる全ての犬たちは、無事退院しました。THCを含む排泄物を摂取した場合、犬はマリファナ中毒になる可能性があるため、獣医、飼い主、また動物に関わる全ての関係者は、適切な衛生管理を徹底し、配慮を心がけるべきです。」と述べています。

犬がTHCを過剰に摂取することには懸念がありますが、CBDのような他のカンナビノイドのペットへの治療効果については、有望な結果が得られています。

例えば、てんかん症状を持つ犬にCBDオイルを投与すると、発作の回数がかなり少なくなることが、2019年に学術誌「Pet Behaviour Science」に掲載された研究で明らかになりました。

その前年には、別の研究で、CBDが犬の変形性関節症の症状を緩和できると判断されています。

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Taichi

大学在学中、日本に居続けることは勿体ないと感じ、オーストラリアに1年間語学留学。その際に、バックパックでニンビンに訪れ、「麻」に出会う。帰国後、日本社会に窮屈さを感じ、「麻」の本質を多くの人に知ってもらいたい思いで情報発信中。

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