2022年の大麻の研究論文数が年間4300件を超え、過去最多に

2022年の大麻の研究論文数が年間4300件を超え、過去最多に

12月27日、NORML(The National Organization for the Reform of Marijuana Laws)の調べにより、大麻またはその成分の研究論文の年間数が過去最多となっていたことが明らかとなりました。

NORMLとは

成人の責任ある大麻使用の擁護を使命とするアメリカの非営利団体。1970年設立。

米国国立医学図書館が運営する医学論文のデータベース「Pubmed」を通した分析により、大麻に関連した研究論文は2022年に世界で4300件以上公開されており、これまで過去最多であった昨年の4200件強を上回っていたことが分かりました。

大麻関連の研究論文数は1980年代で2000件未満、1990年代で3000件未満でしたが、2010年以降からは急激に増え 、現在では3万件以上の論文が公開されています。

NORMLの副代表であるPaul Armentano氏は「大麻はまだ科学的に十分に精査されていないという声もあるが、大麻に対する科学者の関心は近年急激に高まってきており、大麻の有効成分、作用機序、ユーザーや社会への影響についての理解が進んできている。政府家らは”分からないこと”を通して大麻を評価するのをやめ、代わりに私たちが知っているような大麻や大麻政策のエビデンスに基づいて議論を始める時である」と述べています。

NORML「Record Number of Scientific Papers Published About Cannabis in 2022」https://norml.org/blog/2022/12/27/record-number-of-science-papers-published-about-cannabis-in-2022/

廣橋 大

精神病院に勤める現役看護師。2021年初頭より大麻使用罪造設に向けた動きが出たことをきっかけに、麻に関する情報発信をするようになる。「Smoker’s Story Project」インタビュアー。

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