カナダ、過去の薬物所持の犯罪履歴を抹消する法案を検討

カナダ、過去の薬物所持の犯罪履歴を抹消する法案を検討

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カナダが薬物所持による犯罪の前科を2年後に自動的に抹消する法案を検討していると「Toronto Star」が7月4日報じました。

カナダでは人種差別が問題視されています。先住民族の人口割合はカナダ国民の5%ほどにも関わらず刑務所内では30%を占め、人口の3%である黒人は刑務所内では7%を占めています。このような人種差別的な投獄を減らそうとする政府の目的もあります。

この薬物所持の前科抹消を含む法案C-5は、先月6月15日に下院での投票で206対117の賛成多数で通過。現在は上院に送られ、秋の委員会で審議される予定です。

法案が成立すれば、2018年に嗜好用大麻が合法化されてから4年後、大麻所持の罪で逮捕された経験を持つ約25万人を含む何十万人ものカナダ人に影響を与えることになります。

犯罪歴があると、仕事や住居、海外旅行にも支障をきたす可能性があります。

また、日本人にも馴染みのあるカナダ西海岸の都市バンクーバーを有するブリティッシュ・コロンビア州政府は先月、2.5グラムまでのオピオイド、コカイン、メタンフェタミン、MDMAの所持を非犯罪化すると発表しました。この非犯罪化は、2023年1月31日から2026年1月31日の3年間適用されます。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。海外の大麻企業に投資家として関わる。会社を売却し標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。

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