米国アリゾナ州において、2022年3月の合法的な大麻販売による一般会計税収がタバコとアルコールの税収の合計を上回ったことがアリゾナ州議会合同予算委員会(JLBC:Arizona Joint Legislative Budget Committee)の発表によって明らかになりました。
(ツイート翻訳)
アリゾナ州議会合同予算委員会の新たな数字が発表されました。
3月の業種別税収
タバコ:170万ドル
酒類:370万ドル
大麻:630万ドル
アリゾナ州の納税者の皆様、Happy 420!
New JLBC numbers are out.
— Arizona Dispensaries Association (@az_dispensaries) April 20, 2022
Tax revenue by industry in March:
Tobacco: $1.7m
Liquor: $3.7m
Cannabis: $6.3m
Happy 420, Arizona Taxpayers!
アリゾナ州では、2010年に医療用大麻を合法化、2020年に嗜好用大麻を合法化しています。
また、大麻合法化後に大麻の税収がタバコやアルコールの税収を超えているのはアリゾナ州だけではありません。
税制・経済政策研究所(Institute on Taxation and Economic Policy)が今月19日に発表した嗜好用大麻を合法化している州を分析したデータでは、2021年は平均で大麻の税収がアルコールの税収を20%上回っています。
全米で最初に嗜好用大麻の合法販売を8年前に認めたコロラド州では、大麻による税収がアルコールの税収の7倍になっています。