マルボロなどで知られるアルトリアが大麻に関する特許を3件出願

マルボロなどで知られるアルトリアが大麻に関する特許を3件出願

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2003年まで使用していた社名フィリップ・モリス・カンパニーズでも知られる米国バージニア州に本社を置く世界的なタバコ製品の製造・販売メーカーであるアルトリア・グループが大麻に関する特許を3件申請したことが分かりました。

アルトリアとバージニア大学特許財団が8月4日に提出した3件の特許出願は、合計で348ページに及ぶものとなっています。

特許出願内容は、主にテルペンに主眼が置かれており、大麻の風味と香りの特徴を変える方法に関してとなっています。

これらの特許出願内容を知ることで、アルトリアが何に関心を持ち、優先順位を付け、将来どのような大麻製品を製造しようとしているのかを想像することができます。

2019年にアルトリアは、世界的なカンナビノイド企業であるカナダのクロノス・グループの株式45%を取得するために18億ドル(約2460億円)の投資をしていますが、それ以来、業績報告書や投資家向けのプレゼンテーションで大麻に関して言及することは今のところほとんどありません。

また、アルトリアは自社のウェブサイトに以下のような文章を掲載しています。

We support a comprehensive federal framework for all cannabis products that is based on science and evidence, and we're hopeful that there will be a fully legalized and federally regulated THC cannabis market for adults 21 and over.

日本語訳:私たちは、科学と証拠に基づき、すべての大麻製品のための包括的な連邦政府の枠組みを支持し、21歳以上の成人を対象とした完全に合法化され連邦政府が規制するTHC大麻市場ができることを望んでいます。

今回の3件の特許出願内容

クリック or タップでpdfを閲覧できます。

石井 竜馬

麻マガジン創設者兼編集長。標高1,000mの山の中で井戸を掘り、湧き水と共に家族で農的暮らし。珈琲焙煎士でもある。ヨガ歴20年。ワクワクするスタートアップにシードからレイターまで投資ラウンド問わず投資したいため、起業家との出会い募集中。

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